医師ら作成 けが、病気の対処など

 子どもが病気やけがをした際の対処法などをまとめた佐久医師会(佐久市)のスマートフォン向け無料アプリ「教えて!ドクター」が、ダウンロード数3万3000件を超える人気だ。子育て中の親が直面する悩みを解決に導く内容で、心強い味方となっている。

 「一般的には37・5度以上を発熱と考えます」「熱は体の免疫の反応であり、高熱を出すことで病原体とたたかっています。そのため急いで熱を下げる必要はありません」。アプリではこんな解説や対処法が並ぶ。異物を誤飲した場合は「窒息、顔色が蒼あお白いときは救急車を呼ぶ」、おねしょは「怒らない」などと紹介している。

 掲載内容は、2015年に佐久総合病院・佐久医療センターの小児科医らが中心となり、スタッフや外部のグラフィックデザイナーらと作成。冊子として佐久市や南佐久郡の6町村の保育園などで保護者に配布してきた。

 アプリはこの内容を基に開発した。乳幼児の溺水にも着目し、溺れた際は、大声を出し水面をたたいて暴れるイメージが浮かぶが、実際は状況を理解できず静かに沈み、周囲は気づかないと指摘。入浴中など常に子どもを見守るようアドバイスしている。

 自らも2児の子育て中という同センター小児科医長、坂本昌彦さん(40)は「元々、小さな子どもを持つお母さん、お父さんの不安に寄り添う視点で作った。おじいちゃん、おばあちゃんにもぜひ利用してほしい」と話している。

 佐久医師会のホームページからダウンロードできるほか、冊子も同センターなどで配布している。


引用元:
子育て虎の巻 アプリに 長野  (読売新聞)