山口市は、産科医の減少に歯止めをかけるため、産科診療所の新設や再開、経営引き継ぎに伴う費用の一部を最大2000万円助成する補助金制度を始めた。


 県内初の取り組みで(1)出産ができる診療所を新規開設(2)既存診療所で出産受け入れを開始・再開(3)出産可能な診療所の引き継ぎや医師増員による診療体制強化−−をする産科医などが対象となる。

 補助額は、出産に必要な医療機器などの購入費や医師を雇う人件費(最大24カ月分)の3分の2で、1診療所当たりの補助額の上限は2000万円。

 市によると、2012年度に4施設あった市内で通常出産に対応できる産科診療所・病院は、17年度2施設へ半減し、医師も4人から2人に減った。残った二つの診療所の産科医が対応する出産件数は、1人当たり年間370〜380件と、全国平均の約200人を大幅に上回っている。渡辺純忠市長は5月24日の定例記者会見で「少子化対策として、子供を産み育てることにきちんと対応したい。産科の先生に山口に根付いてほしい」と述べた。【祝部幹雄】


引用元:
産科新設・再開に助成 減少に歯止め、最大2000万円 /山口(毎日新聞)