◇神石高原商工会 町と連携
◇飲食店におむつ交換室など
神石高原町の商店などは子育て中の保護者や子供を応援する取り組みを始めた。子育て施策を充実させている町と連携、サービスや商品を手厚くして、家族で利用してもらう店を目指す。6月には第1弾として、37事業者が「靴を脱いでゆっくりできるキッズスペースがあります」「子供が食べやすいように肉を切り分けます」などとサービスをPRしている。(田岡寛久)
神石高原商工会が町と連携して行っている「子育て世代応援店」。
町では、1歳の誕生日を迎えた世帯に現金10万円と10万円分の商品券を贈呈、小中学校に入学する際には地域通貨「こうげん通貨」10万円を支給するなどしている。
一方で、子供用品が町内の商店に少ないなどの理由で、祝い金が町外での買い物に利用されるなど地域の需要喚起にはつながっていないのが課題だった。
商工会は町内に子育て世代が利用できる店を増やそうと応援店制度をスタート。登録した事業者には子育て世代に必要な商品の掘り起こしや新商品の開発、サービスの提供を行ってもらう。登録店にはロゴマークの入ったステッカーを入り口に貼り、PRもしてもらう。
1日には、道の駅「さんわ182ステーション」内の「自然食レストラン高原の風」の水本毅代表(54)に、第1号店として商工会の平川里士会長からピンクを基調としたステッカーが渡された。水本代表は「地元の食材を使った子供に優しいメニューをそろえ、ミルクや離乳食のためのお湯の準備やおむつの交換に別室を提供するなどして、子育て世代に気軽に来てもらえる環境を整えたい」と意欲をみせた。
他にも「布団カバー1枚でも無料配達します」「チャイルドインカーのステッカー無料配布あり」「木・金・土曜の特売日には子育て世代応援セールを実施」など各事業者が趣向を凝らしたサービスを宣言している。
同商工会では今後も登録事業者を増やす方針で、店舗の改装などに対する助成なども行うという。平川会長は「子育て世代の買い物環境を充実させ、各事業所が活性化することを目指したい」と話している。
登録店舗や制度に関する問い合わせは、同商工会(0847・89・0001)。
引用元:
子育て世代の買い物応援 (読売新聞)