春になって暖かくなると悩まされる花粉症。日本人の約30%、つまり約3人に1人は花粉症を持っていると言われています。※1)
この数は年々増加傾向にあるとも言われています。
突発的にくしゃみや目の痒み、鼻水などが出てきてしまうために、風邪と勘違いされてしまうこともあるようです。
流行時期が一部被っているために、インフルエンザでは? と疑うこともあるかもしれません。しかし症状は若干異なります。今回は花粉症とインフルエンザの違いについてご紹介したいと思います。
【INDEX】
▼花粉症とインフルエンザそれぞれの原因は?
▼花粉症の症状
▼インフルエンザの症状
▼花粉症とインフルエンザ「予防策と注意点」は?
▼花粉症とインフルエンザそれぞれの原因は?
花粉症はスギ花粉が有名ですが、実際にはブタクサなどが原因で季節を問わず通年で発症することもあります。当然ですが、いずれも“花粉”が原因となります。
それに対してインフルエンザは原因がインフルエンザウイルスであり、こちらは“ウイルス”によって引き起こされます。
どちらも元々は体の中に存在しないものなので、“異物”です。
この異物が体の中に入ってくると、それらを排除しようとして免疫機能が働くことによって、さまざまな症状を引き起こされます。
花粉とインフルエンザでは原因が異なるために、体の反応も変わってきます。
▼花粉症の症状
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花粉は体の中に入り続ける限り症状を引き起こします。
誰もが想像するのは、くしゃみや鼻水、目の痒みではないでしょうか。これらは一生懸命に花粉を体の外に追い出そうとする作用なのです。※2)
花粉症の症状としては以下のものが挙げられます。※3)
・目がかゆい
・涙が流れる
・目が充血する
また、症状が強いときは、
・喉のかゆみ
・咳
・さらさらとした鼻水
・鼻づまりによる頭痛
・鼻や喉の炎症反応による微熱
・だるさなど
最近では前述したように通年性の花粉症が確認されており、原因となる花粉の数だけでも50種類を超えると言われています。
それぞれ地域によって飛散する花粉の種類や時期は異なりますが、スギやヒノキは春が中心で、これによる花粉症が日本人の中で最も多いとされています。
春以外の季節の花粉症には以下のようなものがあります。
イネ科の花粉はカモガヤやオオアワガエリなど種類が多いために、春から秋の始まりまで長期間に渡って花粉症が発症することがあります。
ブタクサやヨモギなども良く聞くと思いますが、これらはキク科であり夏の終わりから秋にかけて飛散するため、この時期に花粉症が発症してしまうこともあります。※4)
▼インフルエンザの症状
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インフルエンザはインフルエンザウイルスが体の中に入ってきて、そのウイルスをやっつけようとして免疫反応が起こります。その結果として以下のような症状が現れます。※5)
・38℃以上の発熱
・頭痛
・関節痛
・筋肉痛
・全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れる
・のどの痛み
・鼻水
・咳
小児の場合は重症化すると脳に障害を引き起こす可能性もあります。
また、花粉症は感染はしませんが、インフルエンザは人から人へと感染します。
インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染していると言われています。※6)
また花粉症は通年で起こる場合があるのに対して、インフルエンザはおおよそ流行時期が決まっています。1〜2月がピークとなり、場合によっては4、5月まで局所的に続くこともあります。※6)
いずれにしても最初に述べたように“異物”が体の中に入ってくることで起こる症状ですので、身体に入ってこないように予防が非常に重要となってきます。
▼花粉症とインフルエンザ「予防策と注意点」は?
花粉症の予防方法として厚生労働省が述べている花粉対策を参考にまとめると以下のようになります。
(1)マスクは、花粉の飛散の多いときには吸い込む花粉をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を少なくさせる効果が期待されています。
(2)うがいは、のどに流れた花粉を除去するのに効果があります。
外出から帰ってきたら、かぜの予防にもなりますので、うがいをしましょう.
(3)花粉が人間に付着しやすいのは表面に出ている頭と顔です。外出から帰ってきたら洗顔して花粉を落とすと良いでしょう。
(4)洋服に花粉がついてしまうので、花粉飛散している時の外出時には毛織物による上着やコートは避けたほうが良いでしょう。表面がすべすべした綿かポリエステルなどの化学繊維のものには花粉が付着しにくく、付着した花粉を吸い込む量を減らすことが期待されます。
(5)メガネは花粉の飛散の多いときには、目に入る花粉を2分の1から3分の1まで減らすことができますが、眼の症状をどの程度弱くすることができるのかは明らかではありません。
(6)花粉が人間に付着しやすいのは表面に出ている頭と顔です。頭の花粉は、帽子などで避けることが可能です。
※2)参照
一方インフルエンザの場合は“飛沫感染(ひまつかんせん)”と言って、インフルエンザにかかっている人の唾液から感染する事が多いです。そこで主な注意点として以下が挙げられます。
(1)感染経路を断つこと
(2)予防接種を受けること
(3)免疫を強くすることが大切です。
※6)参照
最初の段階で花粉症もインフルエンザも「風邪かもしれない」と考えがちです。
上述した内容によって風邪ではなく花粉症やインフルエンザである可能性もあるので、必ず内科を受診するようにしましょう。
引用元:
花粉症とインフルエンザ:症状の違いと子どもへの影響(It Mama)