がん検診などを実施する公益財団法人とくしま未来健康づくり機構(徳島市蔵本町1丁目)が新たな乳がんのマンモグラフィー検診車を導入した。徳島県内の乳がん検診受診率は全国でも下位に低迷しているといい、新車両の導入で受診率向上を目指す。

早期の乳がん・大腸がん 10年生存率9割超す

 県総合健診センターを運営する同機構によると、新しい検診車は5・5トントラックがベース。最新鋭の「平面型X線検出器」を搭載している。現在の検診車に比べ、受診者の被曝(ひばく)線量が約3割削減でき、撮影から画像確認までの時間も短縮されるという。整備事業費は5870万円で、競輪とオートレースを手がける公益財団法人JKAから2500万円の補助を受けた。5日にセンターであった披露の式典で、同機構の小泉憲司副理事長は「新しい車でさらなる乳がんの早期発見、早期治療に努めたい」とあいさつした。

 同機構によると、現在の検診車は導入後15年が経過したため更新した。県内では唯一の乳がんの検診車で、県南部と西部などの中山間地を年間約150カ所回っている。2016年度の受診者は4607人にのぼった。検診車による検診を含む市町村実施の集団検診は1万5485人が受診したという。

 厚生労働省の抽出調査によると、同年度の県内の乳がん検診の受診率は33・8%で、全国の都道府県で33位だった。


引用元:
最新鋭マンモグラフィー検診車、徳島で導入(朝日新聞)