妊娠中、急にお腹が張ったり、出血したりするとびっくりしますよね。
そんな時、様子をみていてよいのか病院に行くべきなのか、悩むことってありませんか?
今日は助産師の筆者が妊娠中のお腹の張りと出血、病院に行くべきサインについてこれまでの経験を元にお伝えします。
【INDEX】
▼お腹が張っている!? 病院に相談すべきサイン3つ
▼出血しちゃった!? 妊娠中期以降の出血で考えられるトラブル3つ
(1)切迫早産による出血
(2)常位胎盤早期剥離による出血
(3)前置胎盤による出血
▼「いつもと何か違う」と感じたら?
▼お腹が張っている!? 病院に相談すべきサイン3つ
(1)お腹の張りに気づき、横になるなどしばらく安静にしても治まらない
(2)お腹の張りが規則的にある、または持続して張っている
(3)お腹の張りとともに、痛みや出血がある
子宮は筋肉でできているので、妊娠中のお腹の張りは子宮、つまり筋肉の収縮で起きる事が多いようです。その結果、お腹が張ると、お腹が硬くなります。
妊娠中のお腹の張りは、歩行時、長時間同じ姿勢で過ごしたとき、赤ちゃんの胎動があったときなど、子宮の筋肉への刺激で普段の生活をしていても起こることがあります。
多くは、すぐに治まる問題のないお腹の張りですが、切迫流早産につながるものもあるので注意が必要です。
妊娠初期であれば、まだ子宮が大きくなく、お腹の張り、つまり子宮の筋肉が収縮している事を感じることはあまりないかもしれません。
この時期は、子宮が大きくなるにつれ、子宮を支えている靭帯が伸展することによって痛みが生じることが多いです。下腹部を触って、硬くなっている場合や痛みが持続する場合は一度病院へ連絡しましょう。病院では出血の有無や、超音波検査などで検査する事が一般的です。
一般的に、筆者の経験上妊娠後期はお産の準備段階に入ってくることもあり、お腹の張る回数は増えてきますし、強くなる傾向がある様です。しかし、張りを感じることが規則的にあったり、痛みを伴う場合は一度病院へ相談しましょう。切迫早産の一症状としての子宮収縮か、早産にはつながらない生理的な子宮収縮かを確認する必要があります。(※1)(※2)
持続してお腹が張っていたり、持続した痛みや痛みが強くなるような場合も、必ず相談してくださいね。
切迫早産になる可能性は、どの妊娠時期においてもありますので、お腹が張ってきて、しばらく休んでも治まらない場合や出血や痛みを伴う場合は、必ず病院に相談しましょう。妊娠中の腹痛で何が原因かわからないという場合も、一度産婦人科に相談してみてくださいね。
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▼出血しちゃった!? 妊娠中期以降の出血で考えられるトラブル3つ
(1)切迫早産による出血
切迫早産では、お腹の張りにより、子宮頸管が柔らかく短くなることで出血することがあります。出血した場合は病院に相談するようにしてください。
(2)常位胎盤早期剥離による出血
常位胎盤早期剥離は、妊娠中または分娩中に、赤ちゃんがまだ生まれていないのに、胎盤が剥がれてしまう状態のことを言います。
この初期症状として、出血・腹痛・胎動の減少があります。
腹痛が強くなる場合はすぐに病院に連絡しましょう。
(3)前置胎盤による出血
前置胎盤は、胎盤の一部または大部分が、子宮の内側の入り口を覆っている場合をいいます。子宮の入り口が開くことによって、胎盤の血管が断裂して、無通性の外出血が起こります。
前置胎盤と診断されている方は、出血があったら必ず病院に連絡をしましょう。(※3)
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▼「いつもと何か違う」と感じたら?
妊娠中の身体は、大きく変化しています。お腹の張り、出血だけでなく、頭痛や急な浮腫み、身体がいつもと違う感じがするなど、何かおかしいなと思うことがあったら、必ず病院に相談してくださいね。
トラブルは、1人でおうちにいる時に起こることもあります。いざ、受診となったときに、どうやって病院まで行くのか、タクシーの番号は調べているのか、など何かあったときの準備とシミュレーションも大事です。
また、日頃から外出する時には、母子手帳を持ち歩きましょう。緊急連絡先や受診病院の情報も母子手帳に記載しておいてくださいね。
引用元:
「お腹が張っている… 」病院に相談すべき気になるサイン3つ(It Mama)