乳幼児と母親が“先生”となり、子どもや高齢者と交流する「赤ちゃん先生プロジェクト」の授業が5日、兵庫県明石市沢野1の野々池中学校であった。約50人の乳幼児が泣いたり笑ったりしながら1年生約210人と触れ合った。(勝浦美香)

 NPO法人「ママの働き方応援隊」明石校が命の大切さを考えてもらおうと実施する企画。同校を訪れるのは初めてで、今回は0〜4歳児とその母親が参加した。

 赤ちゃん先生が入場すると、生徒は「かわいい」「ちっちゃい」と歓声を上げた。「ママの働き方−」の畑聖子さん(37)が「赤ちゃんが生まれてくる確率は3億分の1なんです」と語り掛けると、生徒は「えー!」と驚いた。その後グループに分かれて交流した。

 母親らは、子どもの成長の記録を、写真や洋服、足形などを使って紹介。

 「皆も生まれたときはこんなに小さかったんだよ」と語り掛けると、生徒らは興味深そうに手に取っていた。抱っこをしたり、手遊びをしたりして触れ合ったが、突然泣き出す子も。なんとか泣きやんでもらおうと一生懸命あやしていた。

 男子生徒(13)は「小さくてかわいかった」。女子生徒(13)は「『いないいないばあ』をしたら笑ってくれた。赤ちゃんは皆に愛されて大きくなるんだなと思った」と話した。


引用元:
赤ちゃんから「愛」学ぶ 明石・野々池中(神戸新聞)