お子さんはママのことを何と呼んでいますか?

「ママ」? 「お母さん」? それとも別の呼び方でしょうか。

筆者の周りには、“マミィ”や“○○ちゃん”とママの名前で呼ばせている人もいます。それぞれの家庭を映し出すものですし、子どもが小さい頃は言いやすい呼び方もいいでしょう。

みなさんご存知のとおり、子どもが大きくなるにつれて、“パパ”“ママ”と言う子どもは少なくなります。これは、社会に出たときに母親のことを“ママ”と話す人に抵抗感を覚える人がいたり、相応しくない場面もあるからです。

そのため、どこかのタイミングで呼び方を“お母さん”に変えた方がよいと考える家庭も多いようです。

今回は、いつのタイミングで“お母さん”に呼び方を変えたかを先輩ママのエピソードを交えて、教育コンサルタントの佐藤理香がご紹介します。




【INDEX】
▼私はこうやって変えた!呼び方エピソード
(1)親が自分自身を「お母さん」と呼ぶ
(2)「お母さん」を使うスタート日を明確にした
(3)「お母さん」と呼んで欲しいとリクエスト
▼「ママ→お母さん」に切り替えるタイミング
(1)お話が上手になる2歳すぎのタイミング
(2)お受験のタイミング
(3)小学校入学のタイミング
(4)子どもが変えたいタイミング
▼無理やり呼び方を変えるのはNG!その理由は?

▼私はこうやって変えた!呼び方エピソード

“お母さん”と呼び方を変える参考になりそうなエピソードを3つご紹介します。

(1)親が自分自身を「お母さん」と呼ぶ

親自身から「お母さんはね」と言うように変えたところ、自然と子どももお母さんと呼ぶように変わった。



(2)「お母さん」を使うスタート日を明確にした

「いつからお母さんって呼んでくれる?」とカレンダーを見せながら印を付けて意識させた。



(3)「お母さん」と呼んで欲しいとリクエスト

「お母さんって呼んで欲しいな」と子どもにリクエスト。ママが喜ぶ顔が見たいのか、すんなり聞いてくれた。子どもが呼んでくれたときに、ママが思い切り喜んだのが良かったのかも。

関連記事:もう5歳なのに「ママべったり」で不安…何が原因?



▼「ママ→お母さん」に切り替えるタイミング

先輩ママたちの話を聞いていると、だいたい4つタイミングがあるようです。

(1)お話が上手になる2歳すぎのタイミング

言葉を吸収する時期なので、抵抗なく呼び方を変えるには好都合なのでしょうね。



(2)お受験のタイミング

面接の際に自然に“お母さん”“お母さま”と言えるように、受験を意識し始めたところで変える家庭が多いように思います。



(3)小学校入学のタイミング

高学年にもなると思春期に入り“ママ”というのが恥ずかしくなる子もいます。特に男子は“お袋”“おかあ”など子ども自身で言い方を変えてしまうようです。

入学という節目で“お母さん”に変えておくとよいかもしれません。



(4)子どもが変えたいタイミング

筆者宅では、これを採用しています。小1の娘は、自宅では“ママ”と言うことが多いですが、学校や習い事の場では“お母さん”と呼んできます。

他の子を意識して呼び方を変えているようです。“ママ”と呼ばれなくなる日も近いなと感じますね。

関連記事:子どもは自分のことを何と呼ぶ?「わたし」「ぼく」へのターニングポイント



▼無理やり呼び方を変えるのはNG!その理由は?

呼び方を変える際のNG対応例と、その理由をお伝えします。


小学校入学式当日、「今日からお母さんと呼んでね」と娘に話したところ「イヤだ、ママがいい」と抵抗されました。「もう小学生だから、ママと言うのは恥ずかしいよ」と説明しても聞かず。ママと言ってくるたびに「お母さんでしょ」と言い聞かせています。

この対応のどこがよくないでしょうか?

これは、子どもが納得しないまま無理に呼び方を変えさせる点にあります。子どもと相談して呼び方を決める、「この日からは“お母さん”と呼ぼう」と前もって共通認識をもっておくなど余裕をもった対応が必要でした。

また、「おうちの中ではママのままでいいよ。外ではお母さんにしてね」などのはじめのうちは臨機応変にしてもよかったと思います。

子どもを納得させるには、呼び方を変える理由の説明も必要です。ある日突然「お母さんね」と言われて子どもが動揺するのは当然ですよね。



呼び方が変わっても、親子の関係が変わらないのが一番です。

親が一方的に決めず、どうしたら良い関係が続けられるかを考えながら親子で気持ちをすり合わせながら呼び方は変えていきましょう。

あえて指摘せずに、ナチュラルに見守るというのも子どもの心の成長や葛藤が垣間見れて楽しいですよ。


引用元:
ママは何歳まで?「親の呼び方を変えるベストタイミング」とは(It Mama)