2歳を過ぎると“自我”が芽生え、子ども自身が主張したり、自らの気持ちで行動することが多くなります。
それを世では「魔の2歳児」とか「イヤイヤ期」と呼んでいます。
その時期の付き合い方を、4人の子育て中で、元幼稚園教諭の筆者と一緒に考えてみましょう。
【INDEX】
▼「イヤイヤ期」って本当は素晴らしい成長の証
▼「ダメ」と言わない叱り方って?
▼「してほしくないこと」ではなく「どうしてほしいか」を伝える
▼それでも「ダメ」と強く怒ってしまったときは…
▼「イヤイヤ期」って本当は素晴らしい成長の証
イヤイヤ期の時期は実は、“秩序”を重んじる時期なのです。
いつもの順番とか、いつもの場所、そして、自分がやりたかったという欲求が通らなかったときに、大爆発するのです。つまり、そういった秩序感が身についてきたということなのです。
例えば、お出かけのときに、急いでいたらママが靴を履かせた途端「イヤ!」の嵐。
子どもはいつもは自分で靴を履くから、今日も自分で靴を履きたかったのです。それが、いつもとは違うことへの「イヤ!」なんですね。
この時期の子どもが秩序感を大切にしているこが分かっていれば、ママの子どもがどうしてイヤイヤをするのかが理解しながら対応できるのではないのでしょうか。
▼「ダメ」と言わない叱り方って?
それでも、やってほしくないことをやるのが子ども。
何でもかんでも、思わず「ダメ」「ダメ」って言っていませんか?
そして「ダメ」ばかり言う自分に嫌気がさしてしまったり。
叱り方って何でしょう。
そもそも叱るってどんな時でしょうか?
実は、ママ(パパが)その行為を子どもにして欲しくないときですね。
それならば「○○はやめてね」「ママはイヤな気持ちになるからしないでね」と、ママの気持ちを伝えましょう。
ママの気持ちを伝えることを心掛けるだけで「ダメ」と怒る回数がぐっと減ると思います。
関連記事:「ダメ!」と言っても聞かない子には、どうしたらいいの?
▼「してほしくないこと」ではなく「どうしてほしいか」を伝える
例えば、子どもが食べ物をわざとこぼしたとします。
第一段階は「ママはご飯をわざとひっくり返さないで欲しい。それはママは嫌だよ」というメッセージを伝えることです。
そして、更に第二段階は「ママはご飯を食べてほしかったな。食べたくなかったらごちそうさまをしようね」と、してほしかった行動を伝えます。
「ダメ」と強く言われたところで、子どもには何となく強く怒られたというイメージしかつきません。
お皿をひっくり返したら、ママが嫌だったんだ。もう、食べたくなかったけれど、そういうときはごちそうさまをすればいいんだと、どうすれば良かったかを、小さいながらに感じます。
関連記事:【イヤイヤ期】子どもに言ってもムダ!?「ママの4大NGフレーズ」
▼それでも「ダメ」と強く怒ってしまったときは…
ママだって人間です。
思わず感情のままに怒ってしまうことはあるでしょう。過ぎたことをくよくよと自分を責める必要はありません。ママだって同じように嫌な気持ちになる、悲しくなるのです。
その感情を閉じ込めて自分自身を否定する必要はありません。
ただ「ダメ」と強く叱ることに、あまり効果がないことを覚えておくと良いかもしれませんね。
気が付いたら一日中「ダメ」っていっていたなんていうママもいるかもしれません。
子どもがどうしてそのような行動をするか、理解するだけで、ママの対応は変わりますし、ママ自身の気持ちも、ママから出る言葉がけもぐっと変化するのではないでしょうか?
怒らないママを目指すのではなく、ママの気持ちを上手に子どもに伝えるママを目指してみませんか?
引用元:
イヤイヤ期だって成長の証!2歳児に「ダメ!」と言わずに済む叱り方(It Mama)