レストランなどの“公の場での授乳”について、日本のみならず、各国でさまざまな意見が飛び交っていますね。

ママになると「おっぱい」と発言するのもとたんに恥ずかしくなくなりますし、乳首さえ見えなければ、“授乳姿”を見られても大したことではなくなります。

でもそれは、授乳という環境に慣れていない人から見たら、思わず目を背けたくなる事態かも?

今回は2人の子どもを完全母乳で育て、現在6ヶ月の赤ちゃんを母乳育児中の筆者が、外出先での困った授乳エピソードと、よりスムーズに母乳育児ができるためのオススメアイテムを伝授します!




【INDEX】
▼「外出先の授乳」困ったエピソード
(1)授乳に必要なグッズを一式忘れてきた!
(2)授乳室が満室でなかなか空かない!
▼授乳ケープは「ママの洋服」で代用が便利!
▼授乳しやすい服、授乳には向かない服ってある?

▼「外出先の授乳」困ったエピソード

外出好きな筆者は、外出先の授乳でたくさんの「困った!」に遭遇してきました。そこで、特に困ったな〜と感じたものを紹介します。

(1)授乳に必要なグッズを一式忘れてきた!

授乳ケープ、赤ちゃんの吐き戻しを拭くガーゼやタオル、バッグに入れたはずなのに、全て家に忘れてきたことがありました。

外出先でお腹が空いて泣き叫ぶ赤ちゃんに、すぐ授乳できないという状況はとても焦りました。

(2)授乳室が満室でなかなか空かない!

ショッピングモールなどは授乳中のママにやさしい施設だから……と安心していたら、休日の授乳室は激混みなんですね。

授乳待ちの列ができていました……。赤ちゃんは泣くし、並んでいるママたちも心なしかイライラしている様子で「相席にします?」と、隣にいた見知らぬママに提案したこともあります。

このように、外出時には、いつでも授乳するわけにはいかない場合もありますよね。そんな時のママの工夫をお伝えします!

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▼授乳ケープは「ママの洋服」で代用が便利!

よく外出するママは“授乳ケープ”を買ってもいいと思いますが、実は“カーディガン”でも十分代用可能なんです!

カーディガンのボタンをすべて外し、袖をママの首に巻くか結び付け、エプロンのような形にして使用すると、赤ちゃんをすっぽり隠す授乳ケープのようになりますよ。

薄手のカーディガンなら持ち運びもかさばらず、肌寒い時には赤ちゃんにかけてあげることもできます
カーディガン同様、ママのそのとき着ている“パーカー”や“アウター”、“大判のストール”などでも代用できるので、困ったときはぜひお試しを♪

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▼授乳しやすい服、授乳には向かない服ってある?


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第1子の時はYシャツなど、すぐに胸が出せる“前開きの服”が授乳しやすいと思って着ていました。

ですが、第2子・第3子と経験するとそんなこともなく、Tシャツやセーターなど“被りタイプの服”のほうが授乳しやすくなってきました。

というのも、Yシャツでの授乳だと素肌が見える部分があるので、隠す必要がるのです。

一方Tシャツなどの被りの服なら、赤ちゃんの頭を服の中にすっぽり入れて授乳することができます。

赤ちゃんが苦しくない? 洋服が伸びるのでは? など思うところがありますが、ゆったりとした服やストレッチが効く服ならまず問題ありません。

さらに赤ちゃんは景色も音も遮られ、授乳に集中できるのでよく飲んでくれることが多いような気がします。

また、小さなボタンがたくさんついているYシャツは、ふとした時に赤ちゃんの目に入りそうになり、危険だなと思うことがありました。

他にも、“モヘア”など毛がふわふわした服は赤ちゃんの目や口に毛が入ることがあるので、授乳中は避けるのがベター。

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抱っこが多いうちは、赤ちゃんの肌に負担が少なく、じゃぶじゃぶ洗えるような素材の服を着るとママもラクですよ。

外出先では周囲のことも考慮しつつ、スマートでスムーズな授乳を心がけたいですね!


引用元:
意外と見られている!? 「外出先での授乳」困ったエピソード(It Mama)