神奈川県湯河原町で今年4月から運用が始まる妊婦専用の救急車が公開されました。

 31日公開されたのは、湯河原町で今年4月から運用される全国で初めての妊婦専用救急車です。



 現在、湯河原町には産科の医療機関がなく、町内の妊婦は隣の小田原市や静岡県の熱海市まで自家用車や電車などで通っていました。このため、町は妊婦が入院や緊急の際に病院に運ぶため、専用の救急車を整備。滅菌タオルや、さい帯クリップなどの分娩セットも備えられています。



 利用できるのは、神奈川県湯河原町と真鶴町の住民、それに里帰り出産で町に滞在する妊婦です。



 利用は事前登録制で、すでに受け付けが始まっており、30日までに29人が予定日や病院を登録したということです。湯河原町の冨田幸宏町長は「妊婦の方が少しでも安心して病院に行けるようにしたい」と話しています。


引用元:
»妊婦専用救急車を公開、神奈川・湯河原で4月から運用(TBS News)