月経とは、妊娠するために必要な卵子を放出させるために必要な周期のことを言います。
月経周期は月経期・増殖期・分泌期に分けられ、このうちの月経期の時に、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌が低下することで子宮内膜が脱落します。
この時に血液が膣から排出されます。この時の出血開始時点を“一日目”と考えるとおおよそ5日間くらい続くとされています。(※1)
今日は筆者が生理の血、色の濃さで分かることについて医学博士がご紹介します。
【INDEX】
▼経血に「色の濃さや濃度」に違いがあるのはナゼ?
▼生理中に「気を付けたい症状」は?
▼経血の色がおかしい時…考えられる病気と対策は?
▼経血に「色の濃さや濃度」に違いがあるのはナゼ?
出血時の色は通常血液の大半を占めている赤血球の事を指しますので、赤い色をしています。
しかし経血に関しては血液のみならず子宮内膜など様々な分泌物も含まれますので(※2)、真っ赤ではなく“少しくすんだ赤色”をしています。
そしてポイントとなるのが赤血球の働きです。
赤血球の中にはヘモグロビンと言う物質が存在し、このヘモグロビンに酸素が結合して全身の臓器に酸素を送ります。
ヘモグロビンはヘムと言う鉄を含む色素とグロビンと言うたんぱく質によって構成されています。(※3)鉄は錆びることで有名ですが、錆びるということは酸素が結合して酸化してしまっているということ。
元々この赤血球においても酸化すると、色が変わってくるということが言えます。(※4)
通常は色に大きな違いはありませんが、何らかの原因によって色が薄くなったり濃くなったりということがあります。
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▼生理中に「気を付けたい症状」は?
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通常経血は月経周期に則って、月経期の時に出血をしますが、これ以外の時に出血が認められるものを「不正出血」と言います。
不正出血は様々な症状が原因で引き起こされてしまいますが、妊娠をしていない・閉経をしていないと言うのが前庭であれば特に機能性子宮出血(女性ホルモンの変化による出血)が多く見られます。(※5)
月経周期が一定ではない場合は女性ホルモンの分泌量に変化が見られてしまっているという可能性が考えられます。
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▼経血の色がおかしい時…考えられる病気と対策は?
では、もし経血に“色の違和感”があった場合には、どのような疾患の可能性が考えられるのでしょうか?(※あくまでも可能性であり、必ずしも当てはまるものではないということをご留意ください)
まずは前述したように血液は酸化をします。酸化をすると色が黒っぽくなってしまいます。
言い方をかえれば、剥がれた子宮内膜がなかなか出てこないで、子宮内に留まっているために酸化が進み、黒っぽくなってしまうということが言えます。
ただちに何かあるというわけではありませんが、経血量が多い・少ないと言ったことが原因でスムーズに排出できていないと言う可能性も考えられます。
逆に色が薄い場合には、前述したように経血の色を決めるヘモグロビン、つまり“鉄分の不足”による貧血である可能性が考えられます。
普段から貧血気味の方ではこのような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
基本的に経血の色だけでは病気を判断することは難しいものです。
おりものや経血量の変化であったり、出血期間が長期に渡ったり、月経不順やにおいを感じる、不正出血など、様々な複合的要因によって病気である可能性が考えられます。
ここ最近、急に経血の色が変化したと言う場合や不正出血が見られるという場合には、一度婦人科を受診してみましょう。
引用元:
生理の経血「色の濃さ」の違い、気をつけたい症状って?(It Mama)