島根大医学部付属病院(出雲市塩冶町)の林田健志形成外科長(40)が、乳がんの手術後に腕がむくむリンパ浮腫を防ぐため、米国で2018年夏にも、再生医療を取り入れた手術法の臨床研究を始める。患者の脂肪幹細胞を脇の下に移植し、リンパ節の機能を再生させる。安全性と効果が認められれば、症状に悩む女性たちに朗報になりそうだ。

 林田科長によると、乳がん治療で乳房を切除する場合、乳房と同じ側の脇の下にあり、がん細胞が転移しやすいリンパ節も摘出するケースが少なくない。摘出の影響でリンパ液の流れが停滞してリンパ浮腫になり、腕がむくみ、見た目の悪さやだるさなどに悩む患者が多い。


引用元:
米大学と乳がん術後の臨床研究 島根大病院・林田形成外科長(山陰中央新報)