母乳育児をした女性は子宮内膜症になりにくいとの研究結果を、米ハーバード大などのチームが発表した。内膜症のリスクは、母乳育児の期間が長いほど低下した。




 この病気は体内の子宮以外の場所に子宮内膜と似た組織ができ、強い月経痛などの症状が出る。




 研究は、妊娠経験がある米国女性約7万2千人が対象。1989年から約20年の追跡期間中に約3300人が子宮内膜症になった。




 母乳育児期間が通算3年以上あった女性は、1カ月未満の女性に比べ、子宮内膜症になるリスクが40%低かった。1回の妊娠で母乳育児期間が3カ月延びるごとに、リスクが8%減るという関係があった。


引用元:
母乳育児は内膜症リスク低(47NEWS)