これから寒くなってくると、ますますお風呂タイムが楽しくなってきますね♪

子どもとのお風呂タイムを満喫するパパ、ママも多いのではないでしょうか?

しかし、子どものお風呂タイム、全てが“大人と同じ”で良いとは限りません。

そこで今回は調査結果などを元に、安全・楽しいお風呂タイムを過ごすための注意点をご紹介します。





子どもの入浴時間と最適温度ってあるの?

ここでは大人と子どもの入浴時間と最適な温度についてご紹介します。

子どもにとっての最適な入浴時間は、お湯につかっている時間が乳児で6〜10分、洗う時間も含めて10〜15分とされています。

また、1度だけではなく何度入浴しても構わないとされています。

幼児については細かい決まりはないものの、東京ガスのアンケートによると多くの家庭が平均して入浴時間は11分前後としているところが多いようです。(※1)

お湯の温度は夏で38℃、冬で40℃くらいが理想です。

お風呂に入れるときには授乳あるいは食後“1時間以上”経過してからとし、入浴後に風などにあたらないよう脱衣所に窓がある場合には施錠し、温かい状態にしておきましょう。(※2)



何歳〜「大人と一緒の湯船」に入ってOK?

お子さんと一緒に同じお風呂の湯に入って良いタイミングは、生後2ヶ月以降となります。

それまではベビーバスなどを使用して、大人と別のお風呂に入れてあげましょう。

また、一緒に入る際には家族みんなが入り終わった1番最後などにせず、まだお湯がきれいな1番最初のうちに入れてあげるようにしましょう。(※2)



大人には丁度良いけれど…子どもが「熱いお湯」に入った後のスキンケア


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大人にとって丁度良いくらいの熱いお風呂に入れてしまうと、皮膚が弱い子どもは乾燥を助長させてしまう可能性もあります。

そのため、“入浴後のスキンケア”が大切になります。そして入浴後は、なるべく早く保湿剤を使用しましょう。

夏であればさっぱりとして子どもも嫌がらないローションタイプ、冬であれば保湿力の高いクリームタイプが理想です。

また、入浴後にはタオルで肌をこすって拭くのではなくトントンと軽く押さえ拭きをしましょう。

さらに下着はナイロンや毛のものでは摩擦によって皮膚のトラブルを招きかねないため、木綿のものとすることが理想的です。(※3)



お風呂を控えたほうが良いタイミングとは?

お風呂大好きな子どもであってもお風呂を控えたほうが良い時があります。

お風呂を控えたほうが良い時は以下のようになります。


・高熱があるとき
・病気が完全に治っていなくて辛そうとき(下痢、嘔吐、咳など)(※1)

しかし、下痢や咳などの症状があっても食欲があり、顔色が良いという時や熱が無いという時は短時間あるいは本人の意向に合わせてお風呂に入れても構いません。

風邪をひいている場合などは無理してお風呂に入れず子どもの状態や症状をよく観察し、主治医の指示に従うようにしましょう。

また、熱があるから……と言ってお風呂に入れてはいけないという根拠はありませんが、本人が辛そうであれば中止してあげたほうが良いですね。

入浴の際には脱衣所はしっかりと温めておき、入浴後は素早くパジャマに着替えるようにすると湯冷めを防ぐことができます。

また秋から冬など夜の気温が下がる時期には、昼間に入れてあげても良いですね。



いかがでしたか?

一生のうちで子どもとお風呂に入れる時間は非常に短いものです。

ぜひ、子どもとのお風呂タイムを満喫してください。


引用元:
ママ・パパと同じ温度はNG!子どもの「お風呂の注意点」(It Mama)