「赤ちゃんがなかなか寝ない……どうしたらぐっすり寝てくれるの? 」
と思わず頭を抱えてしまうのは、多くの家庭でおこることです。
『赤ちゃんがぐっすり寝てくれる奇跡の7日間プログラム』の著者である筆者が、今回は赤ちゃんが眠くなる兆候と、寝かしつけのコツ2つについてお伝えします。
山本ユキコ
「眠りの扉」は夜と昼の2回開く
イスラエルの睡眠研究者テクニオン大学医学部のペレツ教授は、大学生を対象にした研究を行いました。
結果、夜10時過ぎと、お昼2時ごろの2回“眠りの扉が開く”という、眠りにつきやすい時間があることが分かったそうです(※1)。
大学生の研究なので、赤ちゃんや子どもと時間は違うかもしれません。
しかし生活リズムがある程度整うと、お昼と夜に眠くなる時間帯があるのは、赤ちゃんでも実際あることです。
理想は赤ちゃんが眠くなる時間帯、夜とお昼に一回ずつで計2回をママがとらえて、その時間に静かにお布団に入ってもらう習慣ができると、赤ちゃんもゆっくり寝入ってくれるのがいいですよね。
では、赤ちゃんが眠くなっていることは、どうしたら分かるのでしょうか。
眠りにつく前の赤ちゃんは「手足がホカホカ」!?
赤ちゃんが眠くてむずかっているときは、ほっぺが赤くなり手足が暖かくなります。
これは今から眠ってくれるという兆候です(※3)。
経験的に分かっていることかもしれませんが、実は研究による裏付けがとられているのです。
スイスの睡眠研究者のクレイチ博士は、寝るときに深部体温(内臓など身体の内部の温度)を下げるために、身体の表面の手や足に熱が逃げてきていることを『Nature』という世界最高峰の雑誌に発表しました(※2)。
眠りの扉に近い時間帯で深部体温を下げるために、手足を暖かくするようなことをすれば赤ちゃんは寝やすい状態になるでしょう。
具体的に以下2つの方法をご紹介します。
(1)寝かしつけ前にぬるめのお風呂
出典:https://www.shutterstock.com
寝る前にぬるめ(40度以下)のお風呂に入ることで、寝やすい状態にできるそうです(※3)。
(2)冷たい足には軽くマッサージで温める
眠る時間のはずなのに赤ちゃんの足が冷たくて、なかなか寝てくれないという時もありますよね。
そのときは、足を温めてあげるように軽くさすってあげるようなマッサージをしてあげてください。
血流がよくなり深部体温を下げる効果があるので、寝つきがよくなることが期待できるそうです(※3)。
いかがでしたか?
赤ちゃんや子どもが寝てくれないと大変です。
困った時は一度、寝かしつけの基本のコツとして寝る前にぬるめのお風呂に入れて、足が冷たいときは軽く温めてあげるためにさすってあげることも試してみて下さい。
もしかしたら、寝かしつけがラクになるかもしれませんよ。
引用元:
眠りのタイミングは1日2回!「寝かしつけ」がスムーズにできるコツ2つ(It Mama)