■九州大学 中島欽一教授は慶応大学の佐野坂司助教らと共同で、脳などの元になる神経幹細胞が変化する仕組みを明らかにした。遺伝子の働きが3段階に切り替わり、神経細胞(ニューロン)かその他の細胞のどちらになるかが決まっていた。脳のメカニズム解明や認知症の治療法につながる可能性がある。
神経幹細胞はニューロンのほか、ニューロンの働きを助けるグリア細胞に変化する。脳を作る胎児期だけでなく大人の脳にも神経幹細胞は存在し、記憶や認知機能に関係するという。
これまでは、どちらの細胞になるかを決定する仕組みは分かっていなかった。
研究グループはマウスの胎児を使い、時期によって遺伝子にどのような変化があるかを観察した。ニューロンやグリア細胞への変化に必要な遺伝子がそれぞれの時期に働いていた。
引用元:
神経幹細胞 九大、変化の仕組み解明(日本経済新聞)