お手伝いをしてくれない、片づけをなかなかやれない、すぐにゲームで遊びだす……。
何回言ってもやろうとしないし、ヤル気を出してくれない子どもにイライラしてしまうママは多いのではないでしょうか。
そのような子にヤル気を出してもらうためのヒントが、イアン・エアーズ著『ヤル気の科学―行動経済学が教える成功の秘訣』に書いてありました。
そこで今回は現在3児の子育て真っ最中の筆者が『ヤル気の科学―行動経済学が教える成功の秘訣』を基に、何度言ってもヤル気を出さない子を変えるコツを3つご紹介します。
ステップ1:一気には無理!「やること」を小分けにする
筆者の知人の子どもで保育園や幼稚園の用意が苦手な子がいました。
「ちゃんと事前に用意しなさいよ」と言ってもなかなかできなくて知人は困っていました。
用意するものがわからないのかと思い、「ハンカチ、ティッシュ、歯磨きセットを用意するんだよ」と具体的に教えてもできません。
なぜできないのか不思議に思うママもいるかもしれませんが、子どもは何をどうしたら良いのかわからないことが多いのです。
ましてや一度にやることが3つも4つも……となると、覚えられないことだってあります。
そこで知人は以下のように、やることを小分けにしたそうです。
1.保育園のカバンを持ってこさせる
2.ハンカチ、ティッシュなど持っていくものを1つずつ用意させる
3.全部揃ったら1つずつ確認しカバンにしまっていく
上記のように用意する手順を小分けにしてあげると、劇的にできるようになったそうです。
1人でできるようになると「自分でできた!」と、子どものヤル気につながります。
ステップ2:細かくは無理!やることを「簡略化」する
片づけの時、ぬいぐるみはこっちのカゴに入れてプラレールは緑の箱にしまって、トミカは青い箱で……と、ママの中で決まっている定位置に片づけて欲しいと思いますよね。
しかし、大人にとっては簡単でも子どもには難しい場合があります。
そんな時は、“簡略化”してしまうのがポイント。
例えば大きいおもちゃは大型のカゴ、小さいおもちゃは小さめの箱というように、片づける場所を簡略化しましょう。
それすらも難しい場合は、大きなカゴなどを1つ用意して、全部片づけてしまうのはいかがでしょうか。
必要なアクション数を減らすと自ずと「やってみよう!」という気持ちが起きやすいものです。子ども目線で、できるレベルに設定して下さいね。
ステップ3:「アクション数」を増やしてお片付けを学ばせる
例えば約束をした片づけや他のことをやらずに、テレビを見ている子がいるとします。
このケースの場合にはアクション数を多くして、テレビを見るまでのハードルを高くすることがポイントです。
リモコンがテーブルに置いてあれば簡単にテレビをつけることができますが、リモコンを箱の中にしまったりテレビのコンセントを抜いてたりすれば、テレビを付けるまでのアクション数が増えます。
するとテレビをつけるまでに手間がかかって面倒になるので、テレビを見るのを諦めるかもしれません。
片づけを終えたらテレビを付けてあげれば、以降子どもはそのことを学びお片づけをしてくれるようになります。
いかがでしたか?
このようにちょっとした工夫で、今までできなかった子が自然とできるようになるケースは多いです。
子どものヤル気を引き出す為には、“簡略化すること・アクション数を減らすこと”が大切ということを念頭に置いて、ぜひご紹介したことを試して見て下さいね。
引用元:
自発的になる!? 子どもの「ヤル気を引き出す」魔法の3ステップ(It Mama)