妊婦を見守る気持ちを表現するストラップが、四日市市役所で配布されている。東京都江東区の会社員が妻の妊娠を機に「妊婦を応援している人がいることを可視化させたい」と昨年に作成し、市が普及の思いに応じた。東京以外の自治体での配布は初となる。
考案したのは市橋直久さん(46)。ストラップはビニール製の四センチ四方で女性と子どもを人が抱き締めるイラストが描かれている。自らデザインし、「マタニティを応援するマーク」として普及しようと二〇一六年六月にストラップを作成した。
自治体を通じ母子手帳と共に出産前の夫婦に渡してもらおうと努めている。制作資金はインターネットのクラウドファンディングで集めた百万円。一万個を作り無料で提供している。都内では小平市や江東、墨田、台東各区から協力を得ている。四日市市には市内に住む知人の勧めで依頼した。
制作のきっかけは〇四年の妻の妊娠。一緒に電車に乗ると周囲の視線を感じた。「妊婦を応援する気持ちで見ていても、伝わりにくいのかもしれない」と思った。「誰かがマークを作るだろう」と時間がたつ中、三年前から仕事の合間に構想を練った。
市橋さんは「周りにマークを付けている人がいれば妊婦の安心につながる。今後も協賛企業やサポーターを募ってストラップを制作し、マークを普及させたい」と話す。
四日市市でストラップはこども保健福祉課で提供している。マークの普及活動の詳細や協賛の問い合わせは市橋さんのホームページで確認できる。「マタニティを応援」で検索。
引用元:
妊婦応援の目印、ストラップを配布 四日市市役所(中日新聞)