2015年に国内で行われた体外受精によって、過去最多の5万1001人が誕生したことが日本産科婦人科学会のまとめでわかった。

 赤ちゃん全体の19人に1人が体外受精で生まれたことになる。治療件数も42万4151件となり、初めて40万件を超えた。

 国内の体外受精児は、1983年に東北大で初めて生まれて以来、累計で48万2627人になった。

 体外受精は卵子と精子を体外で受精させて子宮に戻す不妊治療。卵子に針を刺して精子を注入して受精卵を作る方法などが開発され、選択肢が増えた。

 特に、いったん受精卵を冷凍保存し、時機を見計らって母親の子宮に移して妊娠させる方法が多用されている。体外受精で生まれた子の約8割にあたる4万599人がこの方法だった。

 治療件数を年齢別でみると、40歳以上が18万4244件で全体の4割以上を占めた。ただ、出産に成功する確率は40歳で9・1%と1割を切っており、41歳6・5%、42歳4・5%と、年齢が上がるにつれ低下する実態も明らかになった。


引用元:
体外受精で誕生、19人に1人…2015年に過去最多5万1千人(読売新聞)