“魔のイヤイヤ期”と言われる2歳。きっとわが子の小悪魔っぷりに頭を悩ませるママさんは多いのではないでしょうか。
イヤイヤ期は「自分で何でもやりたい!」という“自我の芽生え”が強く出てくる時期です。
初めてイヤイヤ期を経験するママは、どうすれば良いのかわからず自分を責めてしまうこともあるでしょう。
子育てをするママの心得として「子育てを焦らない・子どもに合わせる・子どもを信じる」という3つのことが大前提にあります(※1)。
これを踏まえ、子育て心理カウンセラーの筆者が自身の経験も交えながら、イヤイヤ期のお子様を持つママがよく口にする“お悩みシチュエーション”3つについてお話させて頂きます。
子育て心理カウンセラーママが答えます!こんな時どうしたらいいの?
●シチュエーション1:食事中
Q:食事中、大人のご飯を食べたいと主張し、気に入らないと怒りだします。どうしてもストレスを感じ落ち込んでしまいます。
A:よく耳にするのが「ママやパパが食べている物と一緒の物が食べたい・真似したい!」と主張し、思い通りにならないと爆発するというシチュエーション
です。
これは、味付けなどは変えても大人と同じ物を用意してみてはいかがでしょうか。このように、ちょっとだけで良いので子どもの主張を通してあげるのも大切です。
無理にでも食べさせなきゃ! 頑張らなきゃ! とママは焦りがちですが、食事をするうえで1番大切なことは、“お子さんと一緒に楽しく食事すること”(※3)。
これは、乳児健診の際にも保健師の方がよく新米ママさんへお話することです。
「皆でご飯を食べると美味しいね!」などの会話をしながら、食事の時間を過ごすと楽しくなり、ご飯を食べてくれるキッカケになると思いますので基本を忘れないでください。
●シチュエーション2:おむつ替え中
Q:オムツも履かずにウロウロ…。履かせようとしてもイヤイヤするので、イライラしてしまいます。
A:自分でやりたい意欲が強い子には、オムツを渡して自分で履くように促してみてはいかがでしょうか。少しの時間でいいので子どもを信じて待つのも大切です。
もし結局履かなかったという事態になっても、怒らずに何かしらできたところを褒めてあげてください。
あとは、遊び要素を取り入れてみてはいかがでしょうか?
例えば、オムツを履かせる時に「○○ちゃんの、あんよはどこかな〜?」と、ママがニコニコ顔で声をかけると、子どもの気持ちも変化するものです。
●シチュエーション3:お買い物中
Q:お買い物に行った時に、子どもがお店のど真ん中で大の字になって泣き叫んでしまいます。
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A:本当は待ってあげるのが理想ですが、ママも周りが気になり、現実的に厳しいと思います。
この時、1番やってはいけないことは、無理矢理抱きあげて無言で連れ出すことや、「ママ行っちゃうからね?」と子どもを不安にさせる言葉をかけることです。
その場から立ち去りたい気持ちはわかるのですが、子どもの本心がどうだったのかわからなくなってしまいます。
何が嫌だったのか、どうしたかったのか。もしかしたら、ママにただ甘えたかっただけかもしれませんので、まずは「どうしたの?」と声をかけ、子どもの気持ちに寄り添いましょう。
もしその場から連れ出す場合には、「ちょっと場所を変えようか」と一言かけてあげてからにしましょう。
いかがでしたか?
イヤイヤ期は今だけのことですし、この先続く長い子育てライフの中の、ほんの一瞬の出来事です。
「これも成長の証」と捉えて乗り切りましょう! あとから振り返れば、笑い話や微笑ましいエピソードになるはず!
冒頭でお話した「子育てを焦らない・子どもに合わせる・子どもを信じる」を念頭に置いて、ご紹介したシュチュエーション別の対処法を実践してみてくださいね。
イヤイヤ期のママの負担が少しでも軽くなりますように……!
引用元:
【2歳】魔のイヤイヤ期!ママが悩む「3大シチュエーション」別対策(It Mama)