岡山市の大森雅夫市長は23日の定例記者会見で、待機児童の解消に向け、空きのある市立幼稚園を活用する方針を発表した。夕方までの預かり保育を初めて実施するほか、空き教室での緊急一時預かりを拡大。休園中の幼稚園を保育所などとして運営する事業者も募集する。【林田奈々】

 認可保育所などに入所できない市内の待機児童数は、4月1日時点で849人に上る。一方、幼稚園は3歳以上が対象で、1日の教育時間が標準で4時間などと働く保護者のニーズに合っていない。5月時点で市立幼稚園の4園が休園し、運営中の園でも72の空き教室が発生している。このため、市は空いている幼稚園を使って待機児童を受け入れる方針を決めた。

 夕方までの預かり保育は、10月1日から市立可知幼稚園(同市東区可知1)で実施し、3〜5歳の20人を受け入れる予定だ。午後2時までは幼稚園児と共に教育を受け、その後は午後6時まで預かり保育をする。緊急の一時預かりは、保育所に入れなかった子どもを午前8時〜午後6時まで預かる事業。現在は2園で実施しているものを今年度中に6園へ拡大し、80人程度を受け入れることを目指す。このほか、休園中の3園を認定こども園や保育所などとして運営する事業者を募集する。

引用元:
幼稚園で預かり保育 待機児童解消へ 空き教室も活用、運営事業者募る(毎日新聞)