国連児童基金(ユニセフ)と世界保健機関(WHO)は7月31日、世界の生後6カ月未満の赤ちゃんのうち、ミルクなどを使わず母乳だけの完全母乳で育つのは40%にとどまっていると発表した。母乳による育児は母子の健康につながるとして、母乳育児促進に向けた投資を国際社会に呼び掛けている。

 ユニセフによると、母乳による育児は生後6カ月までの主な死因である下痢と肺炎の予防につながり、母親が卵巣がんや乳がんを患うリスクを下げる効果もあるという。

 完全母乳で育つ赤ちゃんが60%以上の国はカンボジアや北朝鮮、スリランカなど23カ国にとどまっている。生後6カ月未満の赤ちゃんが完全母乳で育つ割合を2025年までに50%に引き上げるには、新生児1人当たり年間4・7ドル(約520円)の投資で達成できるとしている。


引用元:
完全母乳の育児4割止まり ユニセフが発表(産経ニュース)