厚生労働省は27日、麻疹(はしか)予防のため、人気漫画「マジンガーZ」と協力して制作したポスターやリーフレットを使って啓発活動を始めた。計2回の予防接種を求め、海外旅行した場合は2週間程度の健康状態の留意を呼びかけている。

 麻疹は感染力が非常に強く、発症した場合は肺炎や中耳炎になることがあり、先進国でも患者千人当たり1人が死亡する。昨年は世界で約19万人の患者が報告された。

 日本は2015年、世界保健機関(WHO)から、土着のウイルスが存在しない「麻疹排除国」に認定されたが、海外で感染した人が多く、年間百数十例で推移している。

 厚労省はマジンガーZを起用した理由を「マジンガーZを何回も言ってみてください。すると『麻疹がゼロ』…」とだじゃれを“解説”した。


引用元:
「マジンガーZ」で「麻疹がゼロ」…だじゃれで予防 厚労省が啓発活動(産経ニュース)