離乳食を開始するのはおおむね生後5〜6ヶ月ごろからですが(※1)、その1か月後ぐらいから2回食が開始されます。

今回は元保育士の筆者が、赤ちゃんの2回食開始のタイミングや量についてご紹介します。

ただし、この時期の赤ちゃんは個人差が大きいので、ママ・パパは焦らずに赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めていきましょう!



保育園で2回食に移行するタイミング

保育園によってやり方は違いますが、基本的に2回食となると1度はお家で離乳食を食べさせてもらうことがあります。

上でも書きましたが、2回食への移行タイミングには個人差があります。

まずは赤ちゃんが離乳食そのものに慣れることが大前提です。離乳食とスプーンでの食事に慣れてきてから2回食に進みましょう。

スプーンを口元に持っていき、ちゃんと口を開けて離乳食を上手に飲み込めるようになってから2回食に進みます.
2回目の離乳食は1回目より量を減らして与える

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筆者が働いていた保育園での離乳食は、赤ちゃんが食べる量に合わせて離乳食の量を増減していました。

2回目の食事は、1回目と4時間以上空けています。

ですが、2回食に移行したからといって、いきなり食材の多さを変更すると赤ちゃんはびっくりしてしまいます。まずは今まで通りの離乳食を、2回目は1回目よりも量を減らして与えましょう。

メニューそのものは1回食とあまり大ききは変わりません。全粥や出汁で煮てつぶした野菜やお魚などが中心です。

今までの離乳食を完食しだしたら、少しずつ量を増やしていきましょう。



なかなか離乳食を食べなくても心配しないで

離乳食の進み方に関して「これくらいの時期にはこれくらいの量の食事をする」という目安があるにはありますが、赤ちゃんにも好みがあります。

離乳食よりもおっぱいが好きな子もいるので、無理やり離乳食を進める必要はありません。赤ちゃんのペースに合わせて離乳食を進めましょう。

焦る気持ちもありますが、長期戦と思ってくじけずのんびり進めていってあげましょう。

離乳食との付き合い方には、多かれ少なかれ悩みが出てきます。2回食への移行タイミングは、その一つではないでしょうか。

目安はあくまでも目安なので、赤ちゃんに合わせて離乳食を進めていければよいと思います。

焦ってしまうと、リズムを崩して逆に離乳食が進まなくなってしまうこともあります。


引用元:
時間や量はどうすればいい?離乳食「2回食」への切り替えタイミングと方法(It Mama)