暑い日が続き、ちょっと動いただけでも“疲れ”を感じる。さらに子どもと外で遊んで“体力不足”を感じる。疲れから子どもから病気を移ってしまったりと免疫低下や体の不調を感じる、そんそんなママも多いのではないかと思います。

これからさらに夏が本格化します。旬の野菜は“世界で一番体に優しいお薬”です。

そこで今回は体調を崩せないと思っている働くママ必見。

セラピストである筆者が『からだにおいしい 野菜の便利帳 (便利帳シリーズ)』『旬の野菜の栄養事典 最新版』をもとにこれからの時期、食べると元気になる“旬の夏野菜”をご紹介します。



食べると元気になる“夏の旬食材”7選

(1)三毒を断つ「梅」

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食べ物毒、血液の毒、水毒を断つといわれている梅。疲れた時はすっぱいものを食べると良いと昔から言われる代表食材の梅は“クエン酸”を多く含み、疲労物質を蓄積させず、身体を回復させ美肌を作ります。

筆者はこの時期お弁当に必ず梅干しを入れ食中毒を防ぎます。

また紫蘇も夏の疲労の強い味方。血行促進だけでなく、ビタミンA、が多く含まれウイルスの感染を予防したり細胞の老化を抑制します。筆者は梅ジュースや紫蘇ジュースを作り置きし旬を楽しみます。



(2)体力回復には「ピーマン」

なかなか知られていませんが、唐辛子の仲間です。

栄養価が抜群で特にビタミンCを多く含んでおり抗酸化作用が期待でき、老化防止やシミのもとである“メラニン色素”の合成を抑えるといった美容効果、また免疫力を強化する効果も期待できると言われています。

ウイルスに負けない身体を作ります。βカロテンはビタミンAとして免疫促進をさせ感染症の予防になるだけでなくビタミンC、Eも多く含んでおり体力回復に適しています。

少し時間が経ち緑からうっすら赤くなった頃が完熟のしるし。甘みも増し、ビタミンCが2倍カロテンも3倍になり栄養価もぐっとあがるそうですよ。
(3)完熟した「トマト」

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“トマトが赤くなると医者が青くなる”といわれるほど栄養価がたっぷりです。赤い成分はリコピンで、疲れを感じやすくしてしまう、美容の妨げとなる老化を促す有害な活性酸素を抑えます。

ビタミンCやAも多く含まれていますし、脳を活性化するグルタミン酸やカロテンを含んでおり、風邪や感染症の予防にも一役買ってくれます。

加熱するとビタミンCは減少しますが甘みが増し、リコピンの吸収率が上がります。筆者は食欲のない時に炒め物に加えさっぱりした味に仕上げます。



(4)苦いけど効く!夏バテ解消には「ゴーヤ」

ビタミンC,カリウム、カルシウム、マグネシウム等栄養価が高く筆者夏バテにおすすめNO.1です。苦み成分モモルデシンが、胃液分泌を高め食欲増進や、肝機能を高め夏バテを防止します。

豊富なビタミンC免疫低下改善だけでなくストレス緩和にも効果的。さらには夏場の崩れやすい水分バランスを保ってくれ体調を整えます。熱してもビタミンCが壊れませんが熱しすぎは禁物ですので熱するときは最後にさっと入れましょう。



(5)むくみに悩むママには「きゅうり」



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夏は、冷房でのむくみやだるさに効果大なのはきゅうりです。カリウムを多く含み解毒作用と利尿作用があります。食感から食欲増進にも最適です。水分が95パーセント以上ですので水分が蒸発しないよう新鮮なうちに食しましょう。



(6)冷房で冷えた体には「かぼちゃ」

こちらも栄養価の高さはトップクラス。ビタミンEは血流をよくしたり体内の循環をスムーズにしてくれ冷えた身体を温めます。βカロテン、ビタミン、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維などをふんだんに含みます
温めるだけでなく免疫促進をさせ腸内環境を整えるなど様々な効能が期待できます。皮部分に多くのカロテンがあるので調理は皮ごとで、保存は悪くなりやすい種とわた部分をとりのぞくと長持ちしますよ。



(7)栄養価の高さは完璧「枝豆」

畑のお肉大豆と同様こちらも栄養価が優れており、大豆同様良質なたんぱく質で基礎の身体を作ります。たんぱく質以外でも葉酸ビタミン、カルシウムなど多く含みます。

大豆には含まれていないビタミンCを含むことやアミノ酸のメチオニンが肝機能を助けてくれます。葉酸はママなら1度は耳にしたことがあるはず。身体の成促進や貧血予防に効果的です。

食物繊維を多く含み腸をきれいにし排泄作用を促すので、今からの時期特に摂取したいおススメ野菜です。なるべく枝も付いたものを選び、茹ですぎは栄養価が流れるので注意しましょう。



食べ物から身体は作られます。旬の野菜で、体調を整えてこの夏を元気に乗り切っていきましょう。



引用元:
夏バテ・冷房でむくみ気味の方へ!おススメしたい「旬食材7選」(It Mama)