赤ちゃんが泣く時間の長さは国によって違いがあるか―。イングランドのウォリック大学心理学部の研究者たちが、国ごとに赤ちゃんが泣く長さを調べ、そのランキングを発表したことを「デイリー・メール」紙が取り上げている。
 赤ちゃんがもっともよく泣くのはカナダ、2位は英国、イタリアが3位となり、日本は『最下位』にランクインした。
 このランキングは1日に3時間以上泣く赤ちゃんの割合を国ごとに統計をとり、多い順に並べたもので、1位のカナダは34・1%、2位の英国は28%、3位のイタリアは20・9%だった。一方、下位3位の国では、ドイツが6・7%、デンマークが5・5%、日本が2・1%という結果が出た。
 全体では、生後2週間までは平均1日2時間泣き、生後6週間までに泣く時間は2時間15分とピークに達する。その後、生後12週間までに1時間10分まで減少する。赤ちゃんによって泣く時間には個人差があり、1日30分以下しか泣かない赤ちゃんもいれば、4時間以上泣く子もいる。だが国によってある程度の傾向はあることが、この研究で明らかになった。
 このような結果となった理由は定かではないものの、研究を率いたウォルク医師は「英国の親は赤ちゃんの泣き声により神経質に反応するからではないか」という説を立てた。赤ちゃんが自分で泣き止む習慣がなかなか身に付かないというのがその説明だ。逆に、下位の国であるデンマークでは、親は子どもの泣き声にすぐに対応することはせず、子供は一人で泣き止むことを覚える傾向にあると分析されている。
 また、子どもの泣く時間が短い国は、親と子どもが肌で触れ合うスキンシップをより多くとっているからではないかという推測もなされている。肌と肌が触れ合うことで、赤ちゃんの気持ちが落ち着き、泣き止みやすいのだという。
 日本の赤ちゃんの泣き声の短さに関しては、ウォルク氏は「日本に旅をした人は口を揃えて日本の赤ちゃんがいかに泣き止むのが早いかについて言及するが、おそらくこれは遺伝子的なもの」と自説を述べている。
 一方で、4割の赤ちゃんは生後3ヵ月はどうやってもあやすのが難しく、何をしても泣くものは泣くとも指摘している。

引用元:
赤ちゃんがよく泣く国、ランキング発表! 英国、日本は何位?(ジャーニー)