県は認可保育所などに入所できない県内の待機児童数が4月1日現在で前年比259人増の756人で、7年ぶりに増加したと発表した。
厚生労働省が「保護者が育児休業中でも保育所に入れれば復職する意思がある」というケースを待機児童に含めるとした新基準を、一部自治体が適用したことが影響した。
県次世代育成課によると、保育所数は前年比168カ所増の2072カ所となり、定員も同7352人増の14万6073人となった。一方、保育所などの利用申込者数は8363人増の15万4629人になり、定員の増加が追いついていない。
旧定義で集計したのは、横浜市、川崎市、相模原市など10市町で、待機児童数は横浜市で5人減の2人、川崎市は6人減の0人となるなど減少した自治体が目立った。
一方、新基準を適用した23市町村では、藤沢市が93人増の148人、海老名市が31人増の58人、伊勢原市が11人増の58人となるなど増加する自治体が目立った。
同課では「女性の社会進出が進み、想定以上のニーズに保育所整備が追いついていない」と指摘。県は保育士不足の対応策として県独自の保育士試験を実施するなど、さらなる保育所整備を進める方針で、平成30年4月の待機児童ゼロを目指す。
引用元:
神奈川県内の待機児童、7年ぶり増756人 一部自治体の新基準適用で (産経新聞)