自治体が行う乳がん検診のマンモグラフィー(乳房エックス線撮影)で異常が見えにくい「高濃度乳房」について、厚生労働省は5日、高濃度乳房であることを自治体が受診者に通知するための体制づくりを進めていく方針を決めた。
乳腺組織の密度が高い高濃度乳房はマンモの画像で乳房全体が白く写り、やはり白く写るがんのしこりが見えにくい。このため、このタイプの乳房の場合、受診者に知らせるべきだとの指摘があり、一部自治体では独自に通知を行っている。
この日の有識者検討会では、高濃度乳房を正しく理解できるよう、厚労省が、受診者に通知する場合の標準的な内容を市町村に提示する方針を示し、了承された。内容は、高濃度乳房でも異常が見つけやすい超音波検査を紹介することなどが想定されている。
日本人女性の5〜8割が高濃度乳房といわれるが、正確な実態はわかっていない。厚労省は今後、乳房のタイプに関する調査を行うことも検討している。
引用元:
「高濃度乳房」通知推進へ…乳がん検診、厚労省方針(読売新聞)