子育て中のママにとって、満員電車でのベビーカー問題は気になる話題ですよね。

今回は公共交通機関でのベビーカートラブルを避けるためにできることをご紹介します。



ベビーカーは迷惑? 乗客の方の足を「ベビーカーでぶつけた」ことアリ

筆者はカトージの『HugMe』という8kgほどのやや大きめのベビーカーを使用していますが、エレベーターがない駅は困ります。

駅員さんに助けていただくこともあれば、仕方がないので子どもを乗せたままベビーカーごと持ち上げて階段を利用することもあります。しかし通行人の邪魔になってしまうことも……。

また、電車内で他の乗客の方の足にベビーカーをぶつけてしまったことがあります。とても痛そうな顔をされたので、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

平身低頭して謝罪しましたが、周囲の視線が気になったのかかえって迷惑そうな顔をされてしまい、いたたまれなかったです。



都内で電車に乗るときは、とにかく「シミュレーション」

⚫お出かけ前は事前に「混み具合やバリアフリー」情報を調べよう

出典:https://www.shutterstock.com

ベビーカーで電車に乗る場合、主に気になるのは以下の2点だと思います。

・利用する駅にはエレベーターがあるか
・乗ろうとしている電車の混み具合

事前にできる対策としては、電車の混み具合を予測してくれる乗換案内や、ベビーカーのためのバリアフリー情報をまとめたサイトなどを利用することです。



⚫バス・電車移動が多い人は「軽くてコンパクト」なベビーカーをチョイスして!

筆者が実際に電車やバスに乗車する際に注意していた点は以下5点です。

・車イスマークやベビーカーマークのある車両を選ぶ
・電車内ではベビーカーのストッパーを掛け、手で押さえることも忘れずに
・ベビーカーが周りの人に当たらないように細心の注意を払う
・子どもの靴が周りの人に当たることがあるので、靴は脱がせた方が良い
・迷惑を掛けてしまったら、それ以上のトラブルを避けるため、とにかくひたすら謝る

通勤や通院などで、混んだ時間帯に電車で移動することが多い方には、「片手で折り畳みができる、なるべく軽いタイプのベビーカー」をオススメします。

筆者の使用しているベビーカーは折り畳みできて自立するタイプですが、畳む際も広げる際も両手を使わないとできないので、子どもを抱っこしたままだと非常にやりにくいです。

生活スタイルによっては、普段使いの大きめなベビーカーと、“折り畳みのしやすさ”に重点を置いたベビーカーの2台持ちをするのもアリではないでしょうか?



出産前は親子連れに無関心だった「肩身が狭いのは仕方ない」という諦めも大事

ベビーカーで公共交通機関を利用する側としては、どうしようもない場合もあるのだから理解して! 優しい心で見守って! とつい思ってしまいますよね。

けれど自分自身に置き換えてみると、子どもを持つ前はどうだったでしょうか?

筆者は良くも悪くも”無関心”でした。



目の前で困っている人がいれば助ける心は持ち合わせていたつもりですが、基本的には音楽を聴きながら本を読んだりネットをしたり眠っていたりして、ベビーカーで移動する親子の姿などほとんど目に入っていませんでした。

そういう自分を思い出すと、こちらの状況を理解してもらえないのも仕方ないよな、と思うのです。

子育て中の今できることは、ベビーカーによるトラブルを起こさないように、事前に対策し、自衛することぐらいかも知れません。

そして自分の子育てが落ち着いたときに、困っている親子がいたら助けてあげられたら素敵ですね。


引用元:
乗客の足にぶつけたことあります…電車・バス乗車時に好まれるベビーカーとは(It Mama)