“点頭てんかん”という病気をご存知ですか?

“てんかん”自体はよく聞く病名だと思います。こちらは大人になってもある一定条件下で発作が起こることが多いものです。

点頭てんかんとは“乳児けいれん”のことであり、一般的に“ウエスト症候群”と言われることが多いものです。難病医学研究財団が運営するWEBサイト「難病情報センター」によると、日本で約4,000人の患者がいるとされています(※1)。

通常は生後3〜11か月の乳児に起こることが多く、5歳までに消失することが多いとされています(※2)。

今回はこの点頭てんかんの症状や治療法についてお伝えします。

点頭てんかんの症状は?

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点頭てんかんの症状は、突然腕や体が曲がったり、足をビーンと伸ばしたりするというものです。長いときには数十秒続くので「子どもが驚いてしまっている」と勘違いしてしまうこともあるかもしれません。

そのようなときには点頭てんかんを念頭に入れておいた方が良いでしょう。



点頭てんかんの原因は?

原因についてはまだ不明なところも多いのですが、脳の中で上手く情報処理が出来ていないことが原因の一つであるとも考えられています(※2)。

通常のてんかんの患者さんでは脳波に特徴的な波形が確認されます。

点頭てんかんでは通常のてんかんとは異なり、「ヒプスアリスミア」と呼ばれる特徴的な波形が確認されます。

この症状が出てきてしまっているときには精神や運動の発達遅延が認められることもあるので、気になる場合は早めの検査をする必要があります(※1,3)。



点頭てんかんの治療法は?

点頭てんかんにおける治療方法として、いくつか手段があります。

まず抗てんかん薬の投与によって約20~40%ほど発作を抑えることができるとされています。それでもまだ半数以上は発作が治まらないということになりますが、このような場合は副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の投与によって約50~80%ほど発作を抑えることができるとされています(※3)。

これらの方法でも改善がみられないことがありますが、そのような場合はケトン食療法(糖質を極力減らす食事)やてんかん外科治療が有効な場合があります(※1)。しかしケースバイケースとなりますので、最終的には医師の判断となります。

点頭てんかんは早めの対応が必要ですので、気になる場合には病院やクリニックに相談してみてください。


引用元:
【3〜11か月の赤ちゃんは注意】点頭てんかん(ウエスト症候群)の症状や治療法とは?(It Mama)