妊娠時、積極的に摂るべき栄養素のひとつに“葉酸”があります。妊娠を希望している方や妊活中の方は、その存在を知っているかもしれませんね。しかし、どのタイミングから葉酸を摂るべきなのか本当にわかっていますか? 妊娠がわかった段階? それとも妊活中から摂るべき?
そんな葉酸の正しい知識を学んでおきましょう。
赤ちゃんがほしいのに…葉酸を摂取している人は少ない
雪印ビーンスターク株式会社が、出産経験のない20〜39歳の女性400名に行った調査によると、「妊娠を考えはじめる時期に、葉酸を含むサプリメントをとったほうがよいと思いますか?」の質問に、「思う」と答えた女性は42%で、50%が「わからない」と答えています。
さらに、「とったほうがいい」と回答した人の内訳を見てみると、“出産を希望しない人”が24%、“希望する人”で51%と大きく差があることがわかりました。
さらに、調査対象者の66%が「将来子どもがほしい」、さらにそのうち「2年以内での妊娠を望んでいる」人が半数以上を占めていたにもかかわらず、実際に摂っているサプリメントでは、葉酸はビタミンC、鉄についで第3位。その割合はたったの12%でした。
葉酸はなぜ必要? いつから摂るべき?
そもそも、妊娠を望む女性がなぜ葉酸を摂る必要があるのでしょう。それは、葉酸に赤ちゃんの先天異常の一つである、神経管閉鎖障害のリスクを減らすという効果があるからです。
日本先天異常学会は「妊娠前4週から妊娠12週までの期間、葉酸サプリメントによって毎日葉酸を0.4mg摂取すると、赤ちゃんの先天異常の一つである神経管閉鎖障害が起きるリスクが低下する」と発表しています。
つまり、妊娠する前から葉酸を摂っておいたほうがよいのですね。
そのため厚生労働省でも、妊娠を計画している女性や妊娠初期の女性は、通常の食品に加えて、1日0.4mgの葉酸を摂取するように呼びかけています。
葉酸はサプリメントで摂ったほうがいい⁉︎
葉酸はほうれん草から発見されたビタミンB群のひとつ。葉酸を多く含む食材には、ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜があります。それ以外には、鶏、豚、牛などのレバー、果物などがあります。
しかし自然食品の中に含まれる葉酸だけでは、推奨されている摂取量はカバーしきれません。そのため、葉酸をサプリメントで摂ることはとても重要といえます。
ちなみに米国では、妊娠を計画する女性へ葉酸サプリメントを1日0.4mg内服するよう勧告。1998年には、パンやスパゲティ、米などの穀類に葉酸を添加するよう法律で義務付けました。
いかがでしたか? 妊娠を望んでいるのなら、たとえ妊娠する前であっても葉酸をサプリメントで摂取しておきましょう。赤ちゃんの健康を守るためにも、正しい知識を身につけておきたいですね。
引用元:
妊娠後じゃ遅い!? 妊活中の女性が「葉酸」を摂るべき正しい時期とは(エキサイトニュース)