おそらく多くのママが少なからず悩んだことがあるであろう“夜泣き” 。夜泣きの解決法を見つけるのは、きっとどんなに難しい数式を覚えることよりも難題なのではないかと思うほどです。

毎日毎晩繰り返す夜泣きに「これっていつまで続くの……?」と途方にくれてしまうこともありますよね。

今回は、世の中のママがいったいいつまで夜泣きに悩まされているのか、また母乳育児と夜泣きの関連についてを筆者の体験からお伝えしたいと思います。
ゴールの見えない夜泣き…半数以上の赤ちゃんは1歳までに収まる!?

ユニ・チャーム2013年に実施した夜泣きに関するアンケート(1,147名のママが回答)によると、「お子様の夜泣きで困ったことはありますか?」という質問に対して、8割近くのママたちが「困ったことがある」と答えています。正直「逆に2割のママは夜泣きに困ってないの!?」と驚きがあり、そして羨ましかったです……。

また「お子様の夜泣きがおさまったのはいつ頃ですか?」という質問に対しては、合計で約6割のママが1歳までと答えています。

最も多い層は、「生後3ヶ月未満(16%)」、「3ヶ月以上〜6ヶ月未満(16%)」ということで、1歳9ヶ月でもまだ夜泣きに追われている筆者からすると本当に羨ましい話です。

ちなみにもう少し直近のアンケートとして、妊娠・出産・育児関連の有料情報サイト「ルナルナ ファミリー」(運営:(株)エムティーアイ)が2015年に発表した「乳幼児の夜泣きについて」というアンケート(同サービスのユーザー1,404人が回答)もあります。

こちらでも同様に「お子さんの夜泣きが始まった月齢とおさまった月齢はいつ頃ですか?」という質問がされていますが、こちらも1歳までに収まっているママが半数以上です。

やはり赤ちゃんによって個人差が大きいものですね。



夜泣きと母乳育児・添い乳との関係性は本当にあるの?

わが子が1歳くらいの時に、あまりに夜泣きや、おっぱいへの執着が激しすぎて、自治体の相談窓口で助産師さんに相談したことがあります。

その際、筆者のママ友の間では「卒乳したら、途端に夜中起きなくなった」という意見が多かったため、母乳育児と夜泣きは関係があるのかを聞いてみました。

助産師さんからの返答は「母乳を飲んでる赤ちゃんは、夜中の母乳スイッチが入るよね」とのこと。やっぱりそうなんだ! と確信しました。

また「あまりにお母さんが辛いとお子さんにもあまり良い影響を与えないから、様子見て断乳してみては?」と提案されましたが、結局1歳9ヶ月になってもまだ頻繁に授乳している生活で、もちろん夜中も2回くらい起きます。

ですのでこの2年近くは、まとまって4時間以上寝たことは1日もありません。 朝は決まった時間に、いつの間にか子どもがセルフでおっぱいを飲んでいるので、筆者にとってはそれが目覚ましのようなものです……。

添い乳には虫歯のリスクも 一体どうすれば…

母乳育児を継続しているママの寝かしつけは、だいたい添い乳ではないでしょうか? その習慣で毎日寝かしつけていたら、なかなか辞めることは難しいですよね。でも、一度はぐっすり寝たはずの子どもの眠りが浅くなってきた時、チュパチュパし始めて、「あれ!おっぱいがない!」となると、一瞬で起きて泣いてしまうんです……。

さらに以前、1歳半向けに自治体で行われている歯科検診に行ったところ「虫歯のリスクが高くなるので、すぐに断乳した方が良いです」と言われてしまいました……。せっかく歯磨きして寝てるのに、その後に添い乳していたら意味がなくなってしまうそうです。

2歳になろうとする今でも、寝かしつけや夜泣きへの対処法は完全な答えにたどり着かない状態です。やはり1番早い解決法はやはり卒乳なのでしょうか……。

いかがでしたか?

筆者はなかなか断乳に踏み込めないので、色々夜泣きの対処法など探してみたこともありました。抱っこしたり、夜中にマンションの中を歩いてみたり、もう諦めて一度起こして遊んでみたり。

でも子どもの気分は毎日違うので、「これをしたら絶対大丈夫!」という結果は見つからないのが現状です。

それでも子どもが大きくなってからは「ああ、あんな時もあったな」なんて懐かしく思える日が来るのでしょうね。今しかこの苦労を味わえないんだと、ポジティブな気持ちになって、皆さん一緒にあと少し頑張りましょう!


引用元:
本当に1歳までで終わるの?ゴールの見えない「夜泣き」との闘い(It Mama)