生まれたばかりの赤ちゃんは、起きていてもまだほとんど反応がなく、どう接していいか分からないというママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、生まれたばかりの赤ちゃんとの接し方について、後々後悔にないように、保育士としてのこれまでの経験からお話しします。
初めての育児、陥りやすい後悔
生後間もない赤ちゃんは、泣く→ミルクを飲む→寝るの繰り返しです。
夜も2〜3時間おきに起こされ、ママは日々寝不足状態で、グッタリしてしまいますよね。
赤ちゃんがご機嫌な時には少し休みたい、家事などを済ませてゆっくりしたいと思うかもしれません。
子育てが初めてのママたちから、子どもが成長した後によく聞く言葉があります。
それは「赤ちゃんの頃ってあっという間で、楽しむ余裕が全然なかった。新生児の頃の記憶なんてほとんどない」
そう思ってしまうのはもったいないですよね。
この時期にしか見られない赤ちゃんの可愛い姿って実はたくさんあるのです.
6ヵ月頃までには消えちゃう、赤ちゃんの原始反射って?
生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ自分の意志では体を動かすことはできませんが、ものを握ろうとしたり、歩くような仕草をすることがあります。
これを“原始反射”といい、生まれてから数ケ月間しか見られない行動です。
具体的には次のようなものが原始反射と言われています。
・把握反射・・・手のひらに何かが触れると握る
・吸てつ反射・・・口に入ったものをチュッチュと吸う
・原始歩行・・・両脇を支えて足を床につけると2〜3歩足を交互に進める
この反射は、自分の意志で動かしているものではなく、生後6カ月頃までには自然に消えてしまいます。
このような原始反射をわが子もするのか、観察してみるのも面白いですよ。
新生児の接し方は抱っこでお話し
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生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの抱っこが大好きです。
泣いていたのに、抱っこをしたらすぐに泣き止んだという経験もあることでしょう。
抱っこをして赤ちゃんを見つめながら微笑みかけたり、優しく声をかけてあげることで赤ちゃんもママを見るようになります。
まだほとんど反応をしてくれない赤ちゃんに、「一方的に話すのは苦手」と思うママもいるかもしれません。
でも、この時期からたくさん話しかけてあげることは、言葉の習得にも繋がります。
歌を歌ったり、昔話など知っているお話を話してあげたりと、赤ちゃんの顔を見つめながらママの声をたくさん聞かせてあげましょう。
ママの声と抱っこをされている感触は、赤ちゃんにとって一番安心できる環境です。
この時期は抱き癖などは気にせず、たくさん抱っこをしてスキンシップを取ってあげることが一番です。
いかがでしたか?
初めての育児、始まったばかりの育児に余裕がないかもしれませんが、少しでも触れ合う時間を持ちわが子の“今”をしっかり記憶に残したいものですね.
引用元:
初めての育児でお疲れ気味の「新米ママが陥りやすい後悔」とは?(It Mama)