魚津水族館 長野の動物園とオス、メス交換

魚津水族館 長野の動物園とオス、メス交換魚津水族館(魚津市三ヶ)は16日、飼育するフンボルトペンギンの繁殖を進めるため、長野県の須坂市動物園からオスの「テッテ」(5歳)を譲り受けた。魚津水族館では血縁関係にある個体が多いことから繁殖ができず、同館生まれは卵を譲り受けた2013年の「ピヨイチ」「ピヨニ」が最後。久しぶりの繁殖に期待が高まっている。

 フンボルトペンギンは、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。

 テッテは体長50センチ、体重4・3キロ。須坂市から約3時間かけて車で運ばれ、翼にタグをつけて体重を量った後、お嫁さん候補のピヨニらが暮らすプールに放たれた。最初はきょろきょろと周囲を見回していたが、しばらくするとプールに飛び込んで泳ぎ始めた。

 代わりに、メスのピヨイチが須坂市動物園に移された。今回の交換は、メスのペンギンが多い魚津水族館とオスが多い須坂市動物園の意向が一致して実現した


引用元:
ペンギン「テッテ」婿入り (読売新聞)