宮古市日立浜町の県立水産科学館に、白いオウゴンムラソイが展示され、来場者の目を楽しませている。本来は黒っぽい色だが、遺伝子の異常か、メラニン色素が少ないためだという。

 4月22日、宮古港へ水揚げされた漁獲の中から、市内の水産業者が「白いキチジ」として同館に提供し、26日から展示されている。専門家に写真を見せ、30日に魚種が分かった。

 この日、同館を訪れた市立千徳小3年の菅谷海音かいと君(8)は「こういう白い魚を初めて見た」と驚いていた。体長25センチほどで、同館の宇都宮俊彦業務係長は「目立つので、襲われやすく、ここまで大きく育つのは珍しい。生き物なので、早めに見に来てほしい」と呼びかけている


引用元:
おもしろい魚 見に来てね…県立水産科学館で展示  (読売新聞)