山形、天童、東根 申し込み予想超え67人

 認可保育施設などへの入所を申し込みながら入れず、順番待ちをしている待機児童は県内で67人(1日現在、速報値)に上り、4年連続のゼロとならなかったことが、県のまとめで分かった。山形、天童、東根の3市で利用申し込みが予想を超えた。県は、受け入れ枠を拡大するなどの対策を講じる。

 内訳は、天童市が36人、東根市が27人、山形市が4人。年齢別では1歳児が最多の55人、0歳児が10人、2歳児が2人。1歳児が大半を占めるのは、育児休業を終えて入所を希望する保護者が多いことが背景にあるとみられる。

 入所を希望したのは、昨年度より669人多い2万4814人で、このうち2万4298人が入所した。残る516人のうち待機児童を除く449人も、保護者が育児休業中や、利用可能な施設があるのに特定の施設の入所を希望しているケースなど、統計に含まれない「隠れ待機児童」だった。

 県は昨年度、市町村と連携し、850人分の保育所や認定こども園を整備したり、認可外から認可施設への移行を促して590人分を確保したりした。今年度も、5市で保育所や認定こども園9施設を整備して672人分を確保するほか、幼稚園から認定こども園への移行支援、若年保育士の正規雇用化の促進など、態勢整備を進める方針という。

知事「サービス拡充取り組む」



 吉村知事は3期目の公約の柱の一つに「若者の希望実現」を掲げ、待機児童数0人を数値目標としている。待機児童がゼロとならなかったことについて、吉村知事は「誠に残念。結果を分析・検証しながら、待機児童ゼロに向けて保育サービスの拡充に取り組んでいく」とコメントした。


引用元:
待機児童 4年連続のゼロならず (読売新聞)