赤ちゃんに絵本を贈り豊かな心を育んでもらう「ブックスタート」が、全国的に広がりつつある。読み聞かせの場づくりを進めている秋田市は今年度から、市民サービスセンターなど新たに8カ所を追加。市子ども育成課は「赤ちゃんが本に親しむきっかけにしてほしい」と呼びかけている。【山本康介】
「ブックスタート」は赤ちゃんのころから絵本に接することにより、親子の絆を深めたり、子どもの活字離れを防いだりする狙いがある。秋田市はNPO法人「ブックスタート」(東京都新宿区)の協力で、2013年8月から開始。同法人によると、「ブックスタート」に取り組んでいる自治体は2月末現在で、全国985市区町村に及ぶ。
同市のブックスタートの対象は、月齢4カ月から1歳までの赤ちゃんとその親。市内の図書館や保育所で母子手帳を提示すれば、担当者による読み聞かせの後、絵本2冊がプレゼントされる。14年度以降は毎年800組以上が利用している。
同課によると、昨年度までに保育所や図書館計11カ所で実施。今回は、市内7カ所の市民サービスセンターと、JR秋田駅前の秋田拠点センター「アルヴェ」内にある子ども未来センターの計8カ所が加わった。赤ちゃんたちが遊んだり、子育て中のママが情報交換したりできる場で、読み聞かせは月1回のペースで実施される予定という。
19日に初めて読み聞かせが始まった西部市民サービスセンター(秋田市新屋扇町)では、5組の親子が参加。保育士の資格を持つ常駐スタッフが、車座になった親子に絵本2冊の読み聞かせをした。
同市新屋元町、佐々木紗矢香さん(31)は、腕に抱いた長女愛香ちゃん(生後8カ月)が笑顔で聞いている姿を見て、「近くにあって便利。これからたくさん読み聞かせをしてあげたい」と満足げだった。
引用元:
赤ちゃんに絵本贈り読み聞かせ 秋田市、19カ所に拡大 「本に親しむきっかけに」 /秋田(毎日新聞)