子どものことが心配で、あれこれ先回りする‟過保護”は自立の芽を摘むのでよくないですよね。この過保護とセットされて言われるのが‟過干渉”です。

実はこちらの方が更に厄介だということをご存じでしょうか?

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流 子育てのコツ』の著者の立石美津子が“過干渉が何故、子どもを潰すのか?”についてお話します。
こんな過干渉していませんか?

●子どもが望むことを理解せず、親の望みを強要する

・引っ込み思案なわが子。「皆の輪に入って遊びたくない。ママにしがみ付いていたい」と子どもは思っているのに親は友達と一緒に遊ぶことを強要する。

・子どもが「泥遊びしたい」と言っているのに、パズルで遊ぶように強要する。



●親と異なる考え、思考、趣味を持つことを不愉快だと思う

・「あの子とは仲良くしてはダメ、遊んではダメ」と遊ぶ友達を親が指定する。ママ友との不仲を理由に子どもにも同じことを強いる。

・子どもが着たい服、履きたい靴を否定し、親が着せたいものだけを着せる。





過干渉がよくない理由

(1)子どもが自信をなくす

「私がいないと、この子は何もできない」と子どもの能力を低く見積もっている姿勢は、一人の立派な人格を持った人間として捉えていない状態です。

例えば、「危ないから止めなさい」とか「失敗するに決まっている」と言ったり…。子どもが自分で何か決めようとする度に、親からことごとく阻止され、ママが首を縦に振らないと許されない育ち方をしていると、すっかり自信のない子に育ってしまいます。



(2)親が子どもの意志を無視している行為だから

親の価値観自体が100%正解かどうかはわからず、子どもの言動の方が正しいかもしれないのに、親の思いだけでまるで操り人形のようにコントロールしている状態。

自らの意志を尊重してもらえない経験で「自分の意志を持てない人」「意見しない人」「他人の考えに直ぐ同調する人」になってしまうリスクがあります。



(3)親の価値観によるマインドコントロールだから

親の言うことは子どもにとって絶対的なものなので、いつしか親の価値観が子どもの価値観として染みついていきます。

もし「一番にならないとダメ」と育てていると、二番手、三番手、ましては最下位など価値がないことと思うようになります。そして、一番でないこと差別するようになり、運動会で優勝しなかった自分を“ダメな人間”と思ったり、ビリになった友達を見下すようになります。

(4)親から見て「良い子」を演じるようになるから

親がいなければ幼い頃は生きていけません。親の言う通りに行動しないと許されない家庭で育った子どもは、生きていくために親が褒めてくれる行為だけをしようとします。



過干渉に育った子の将来への3つの影響

(1)幼少期から自分の意見を主張することを親から禁止された子は自信を持つことができず、自己肯定感が低くなります。

(2)自分の考えを人に伝えることに恐れを抱き、自分の感情に蓋をする癖がついてしまいます。

(3)親の顔色を伺いながら生活してきた習慣により、何かするたびに他者の眼や評価が気になります。



ママから出る多くの言葉、少し気を付けてみませんか。



引用元:
そろそろ気づいて!あなたのその「過干渉」は子どもをスポイルします(It Mama)