妊娠初期の流産には、母体側では防げないことがほとんどだといわれています。専門家のアドバイスを聞いてみましょう。
妊活歴3年目の女性からの相談:「妊娠するのに受精卵が育たないのはなぜ?安静にしても結果は同じ?」
『数度の人工授精を経て、現在までに2度の体外受精を行いました。1度目は妊娠したものの子宮外妊娠で、2度目は妊娠しませんでした。1度目と2度目の間に自然妊娠しましたが育たず、妊娠数週間で自然に流産しました。体内に受精卵を戻した直後の生活は、普段通りで構わないと病院では言われましたが、自宅のベッドで安静にしても流産の確率は下がらないのでしょうか?妊娠はするのに受精卵が育たないのは、なぜでしょうか。(30代・女性)』

妊娠初期の流産は安静とは関係がない? 専門家によると、妊娠初期の流産は受精卵そのものの問題が原因で安静にして過ごしても結果に大差がないという見解です。また、安静にすることで、妊娠する確率が高くなることもないようです。

『体外受精の場合、受精直後の受精卵を戻す初期胚移植とある程度培養して育てた胚盤胞を移植する方法があります。体外受精の場合、良質の卵子と精子を選んで受精させますが、いくら質が良くても卵子と精子に受精する力がなければ受精・妊娠に至りません。妊娠初期の流産は受精卵に問題があることがほとんどで、防ぎようがありません。(産科婦人科・看護師)』


『体外受精をした後は、30分程度病院で安静にしますが、それ以外は普段通りの生活ができます。体外受精後に運動をしても安静にしていても、妊娠する確率に差はありません。妊娠しても育たない原因には、ホルモンの異常や子宮の問題、夫婦の染色体異常、感染症などが考えられます。その他、女性の年齢が高くなるにつれ子宮環境が低下するため妊娠しづらくなります。(看護師)』

体外受精の後は、リラックスすることが大事 体外受精後の過ごし方で妊娠に影響するのは、ストレスです。専門家も、リラックスして過ごすことを強調しています。また、流産のリスクを少なくする上でもリラックスすることは大切です。

『ストレスや疲労は、不妊治療に良い影響は与えません。気持ちを楽にして、規則正しい生活を心がけましょう。何よりも、リラックスして過ごすことが妊娠につながります。膣内の感染を防ぐために、体外受精の当日は湯船につからずシャワーだけにします。また、性行為や激しいスポーツも避けましょう。散歩など軽めの運動なら問題ありません。タバコやアルコールは、妊娠するうえで良い影響は与えません。(看護師)』


『少しでも流産を防ぐためには、無理をしないこと・体を冷やさないこと・葉酸や鉄分を多めにバランスの取れた食事をすること・ストレスを溜めないことが大切です。(産科婦人科・看護師)』

専門家が指摘するように、妊娠初期の流産の原因は受精卵そのものにあり、母体側で防げるものではないようです。普段通りリラックスして過ごすことが大切とのことです。



引用元:
妊娠初期の流産。安静にしても意味がないの?(日刊アメーバニュース‎ )