新生児期や赤ちゃんの場合、便秘の裏に病気が潜んでいる可能性があります。赤ちゃんの便秘の症状としてはどのようなものがあるのか、どういった点に注意したらよいのか、詳しく解説します。


赤ちゃんの便秘の症状とは
赤ちゃんの便秘の症状については、おなかの具合の他、赤ちゃんの様子や便の様子で判断することができます。

おなかの張り
赤ちゃんのおなかを触ってみたときに張りがある場合は、便秘の可能性があります。

赤ちゃんの様子から見られる症状
赤ちゃんの食欲がなかったり、ミルクの飲みが悪かったり、機嫌が悪いのも便秘のサインの1つです。

赤ちゃんの便に見られる症状
3日以上便が出ない場合や赤ちゃんがいきんでいても便が出ない場合は、便秘の可能性があります。また、便が硬くコロコロとしている場合や、便が硬いために肛門に傷ができたり痛みで泣いたりする場合も注意が必要です。


赤ちゃんが便秘になる原因とは
赤ちゃんの便秘の原因として考えられるのが、病気とミルク不足です。

病気による便秘
赤ちゃんが便秘を起こす原因として、肛門がしっかりと開かないために便が外に出ていかない鎖肛(さこう)など、生まれつきの病気が起因していることがあります。または、なにかしらの病気が便秘につながっている可能性も否定できません。

ミルク不足による便秘
母乳やミルクが不足すると便の水分が減り、便秘になってしまうことがあります。特に、母乳を与える場合はおっぱいから与えるため、飲んでいる量を把握しにくいという問題が出てきます。授乳後も赤ちゃんがミルクを欲しがったり、おっぱいの張りがあまり見られなかったりする場合は注意が必要です。


赤ちゃんの便秘で受診するべき科とは
赤ちゃんに便秘が見られた場合は、小児外科または便秘治療を行っている小児科を受診することをおすすめします。


赤ちゃんの便秘を解消するには
赤ちゃんの便秘解消については、治療法が確立されていないのが現状です。便秘が解消しない場合は、いくつかの方法を組み合わせてみるとよいでしょう。

肛門を刺激する
綿棒を使って肛門に軽く挿入して刺激する方法です。傷つかないように、ワセリンなどの滑りをよくするものを塗ってから行います。ヨーグルトを与える
毎日ヨーグルトを少し与える方法です。離乳開始後であれば便秘を解消できる可能性があります。

果汁を与える
リンゴ、柑橘系の果物、プルーンなどの果汁を用意し、水で3倍に薄めます。薄めた果汁を10〜20mlほど与えます。

その他の治療法
その他、糖類下剤など下剤による治療、浣腸(かんちょう)が治療法としてあげられます。こうした下剤や浣腸を行う際は、ドクターと相談して行いましょう。


赤ちゃんの便秘を予防するには
赤ちゃんの便秘の原因の1つはミルク不足です。便秘を予防するには、水分を多くとらせること、授乳の時間を決めて規則正しく与えることを心がけましょう。離乳中の赤ちゃんの場合は、豆類や野菜、イモなどの食物繊維を豊富に含んだものを与えるのも効果的です。他には、おなかをさするマッサージも便秘の予防に役立ちます。

記事監修:大利昌久

引用元:
新生児や赤ちゃんにおける便秘の症状や便秘解消法とは?(ウーマンエキサイト)