筆者がいわゆる“できちゃった婚”をしたのはもう10年以上も前のことです。

両親にとってたった一人の女の子、末っ子という条件も手伝い、当時は大変なことになりました。怒りや悲しみ、あきらめなど、お互いに様々な感情を味わったものです。

今回はご機嫌妻アドバイザーである筆者が、できちゃった結婚報告をする際の、注意点をお伝えします!
「できちゃった結婚」報告する際の注意点


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現代の親子は互いに親離れ、子離れが遅い傾向にあります。ですので、もう子どもを作れる年のいい大人が妊娠と結婚の報告をするだけで、親も子も大騒ぎすることはよくあることです。

しかしながら、もしお付き合いしている方との間に赤ちゃんができて、結婚の話につながるということは、考えてみると、特に年頃の男女にとっては自然なこと。

命の誕生は喜ぶべきニュースです。罪の意識を抱く必要は全くありません。

そのようなことをふまえて、以下の点を意識するといいと思います。


・親を驚かせてしまう可能性があること

・親の気持ちが動揺する可能性があること

・夫婦で共通の認識を持つこと

・自分達がとても恵まれていて、幸せであると自覚すること

特に妊婦さんの感情の動きは赤ちゃんに伝わります。まずは赤ちゃんがお腹に来てくれた奇跡をかみしめ、その喜びをお二人で味わってみて下さい。

この確認作業は、父親と母親になる二人が、一番最初に受け取れる幸せであり、かつ、親になるための心の準備となります。

そしてこの時期は、妊婦さんの心と体の安定が何よりの優先事項です。夫婦で足並みが揃っていることは、気持ちを安定させてくれることでしょう。




円満な「できちゃった結婚」報告のための、たった一つのコツ


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親の性格も千差万別ですし、子どもとの関係も様々ですので、報告の仕方のマニュアルなどは意味がありません。
何より大切なのは、自分達ふたりが赤ちゃんを大事に思っていて、これから、出産、誕生、育児を二人で力を合わせて楽しみたいと思っていることを伝えることです。シンプルに言い換えると、嬉しそうで、幸せそうな姿を見せることです。

また、双方の親ともに赤ちゃんとの生活を楽しみたい、助けて欲しいと思っていることも、ぜひ伝えて下さいね。なんといっても、親は育児の大先輩であり、自分達を慈しみ育ててくれた人達なのですから。

また、親を驚かせてしまう可能性を忘れず、思いやりのある伝え方を考えるのは、当たり前のことです。

嬉しそうな若い二人を見ることができれば、親はきっと安心してくれることと思います。

その場では大騒ぎになったとしても、安心して下さいね。生まれてきた赤ちゃんのかわいらしさは、家族を平和にしてくれること間違いなしです。

筆者の母は当初「あんたは人生を踏み外した」というセリフを吐くほど気が動転していましたが、今では孫をとてもかわいがってくれています。

そしてまだ結婚していない頃の兄に向かって、「あなたもできちゃった結婚したらいいのに」とまで言ったのです。今では笑い話ですが。

可愛い赤ちゃんが加わった家族との新しい生活が、幸せなものになりますように!




引用元:
「できちゃった結婚」両親へ報告する際の注意点は?(It Mama)