出産の時に行われる“会陰切開”ですが、あなたにとってどんなイメージでしょうか?
陣痛が来ている時に切られると痛くないって聞くけど、
「そんなに陣痛って痛いの?」そう思われる方もいたり、
「本当に切開しても痛くないの?」
そんな疑問に、強い不安を抱いている人もいます。
今日は元看護師でマタニティケアの講師でもある筆者が、会陰切開と夫婦の性生活についてもお話をしていきます。
会陰切開、どんな場合にするの?
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本来出産時、会陰部分はゆっくりと伸びていき、赤ちゃんの頭が通るように体はできているものですが、分娩が長時間に渡ったり、なかなか出てこれないケースなどに会陰切開をする場合があります。
筆者自身は、第1子、第2子と会陰切開を経験していますが、第1子の場合分娩異常でもある“回旋異常”があり、胎児がうまく産道を回ってこれず、助産師の誘導もやって頂いたのですが、医師と相談し会陰切開をしました。
第2子の場合、誘発分娩の際内診が刺激となり子宮口開大5cmから20分でのスピード出産となり、会陰部が裂けないように医師の判断で切開をされました。
陣痛の押し出す力はすごく、子宮頸管の状態など、条件が揃えば一気にお産が進むこともあり、会陰部が裂けてしまうこともあるのです。
会陰裂傷を起こした場合、通常会陰切開でする斜めの切開ではなく、肛門側に避けることが多いのでもし肛門まで避けてしまった場合、感染のリスクも伴います。
その場合、今回のケースのように切開をした傷の方が、治る時間も早く痛みも少なく感じることもあるのです。
会陰切開後の“考えられるトラブル”
会陰切開の後、多くの人が傷みや産後の排便で傷が開かないかと心配している人がいます。
ただし、いきんだからといって傷が開くことはないので安心しましょう。
それよりも、ケガをした時と一緒でその傷からは感染のリスクがあり、しっかりとトイレの度に消毒をする必要があります。
ウォシュレットの使用を進められることも多いでしょう。もしくは、産後アルコールが入って清浄綿を渡される産院がほとんどだと思いますが、それでしっかりと傷口を拭いて清潔に保つことが重要です。
痛みに関しては、4〜5日目には落ち着いてくることがほとんどですが、病室にも授乳室にも円座が置いてあるので、それに座ってもらえれば、さほど座ることでの痛みは回避できるでしょう。
会陰切開後のセックスは?
通常出産後のセックスは、産後の1ケ月検診で問題なければ再開して可能と言われていますが、まだ悪露が続いている人もいます。
会陰部に関しては、退院5日目ぐらいには抜糸することもあるぐらい傷はほとんど治っている状態です。通常は“溶ける糸”と言われるもので縫合されているのですが、段差を感じて違和感があったり、引っ張られているように感じて痛みがある場合などに限って退院時の診察の際に医師の判断で抜糸をします。
つまり会陰部、子宮の状態としては産後1ケ月すれば性生活の再開は可能なのです。
しかし、会陰切開した場合の違和感は、半年〜1年近く感じることもあり、セックスに対して不安を感じる人も少なくありません。
実際に、筆者も第1子の際半年ぐらいは会陰部の違和感を感じていましたが、第3子で多少出産の際に傷ができて縫合してもらったものの、切開をしていない場合は、その違和感は2週間程度でなくなりました。
いかがでしたか?
会陰切開を怖いものと捉えている人もいますが、分娩が長引いている時に、切開を入れることで早く赤ちゃんを出してあげることができたり、裂けてしまいそうな傷を予防するために、あえて切開を入れてあげるケースなど、決してマイナスのことではありません。
もちろん、会陰切開せず医師や助産師が上手に伸ばしていきながら、切開をしなくてもお産できることもありますが、それよりも赤ちゃんが無事に産まれてきてくれることが最優先です。
安心して、出産に携わる医療従事者にお任せし、リラックスした素敵な出産をされて下さいね.
引用元:
会陰切開後、いつからセックス再開して大丈夫?(It Mama)