我が子がぜんそくになれば、親はさすがに禁煙するはずだ。だが、実際はそうとは限らないようだ。

子どもの受動喫煙、家や車など私的な空間に対策を
1分で知る はこちらから

 大阪国際がんセンターの田淵貴大医師が、2001年に始まった厚生労働省の調査に参加した生後半年の時点で親が喫煙者だった約3万6千人の子どもの家庭を調べた。ぜんそくなど受動喫煙の影響と考えられる病気の子の親も、病気でない子の親も、4年後に禁煙した割合はほとんど変わらなかった。

 子どもを育てている父親の喫煙率は約40%。母親は8%。同じ厚労省の調査に参加した、生後半年〜8歳の約4万3千人を田淵さんが調べたところ、両親が室内でたばこを吸う家の子は、そうでない子よりぜんそくで入院する確率が1・4〜1・7倍高かった。このデータを日本全体に当てはめると、両親ともに禁煙すれば少なくとも2万1千人の子の入院を減らせる。


引用元:
ぜんそくの子の親は禁煙するのか?(朝日新聞)