子どもとの信頼関係は大切だから、きちんと育んでいきたい、ママはそう思って日々を過ごしています。でもときに、「自分はちゃんとできているだろうか」と不安にもなります。
そんな不安を解消するために、これだけやれば大丈夫という“信頼作りのマスト”について、子育て心理学の観点からお伝えしていきます。
「叱ること=悪」ではない!
近年、“叱らない子育て”を推奨する本をよく見かけるようになりました。そのため、叱ること=悪のように考えている人がいるかもしれません。確かに、やみくもに叱ることがいいとは思えませんが、子どものために叱ることが必要なときもあります。
そこで、低年齢の子どもを叱るポイントをみていきましょう。
〇:やっておこう
「“叱る”意味を理解する」
「危険なことはきちんと叱る」
△:あとでよい
「危険なこと以外も含めて広範囲で叱る」
あ、また怒っちゃった…でもママは「子どもの為を思って」のこと
“叱る”とは、ただ頭ごなしに怒鳴りつけたりすることではありません。気分を害した……などと、感情的に怒ることでもありません。
叱るとは、“子どもをより良くしようと、アドバイスをする”ことなのです。
残念ながら人間には気分があるので、気分によって叱るテンションは若干変わります。ただし、根本的には子どものために伝えるという意味になります。
0〜3歳別「叱る時」のポイント
3歳までの子どもは、行動も幼いですが理解力も乏しい状況です。
共通することは、“危険なことは叱る”ということ。それは子どもや周囲の人の命が危険にさらされる恐れがあるからです。例えば、次のことが危険なことになります。
・道路に飛び出しそうになった時
・危険なものを触ろうとした時
・飲み込む危険があるものを口に入れた時
・人をたたいた時(友達に危害を加えた時)
この年齢は、1歳差でも発達がかなり違うので以下のポイントをおさえておきましょう。
(1)行動範囲が狭く、お喋りもまだな「〜1歳」
1歳までの子どもは、発達が早い場合を除いて叱るタイミングはあまりないと思います。
なぜなら、行動範囲が狭く、おしゃべりもままならない状態なので、保護者が側で見守っているのが通常です。そのため、危険を伴うために叱るという場合は、本来は大人のほうで環境を整備する必要性が高いと言えます。
(2)行動範囲が広がり、意思疎通ができるようになる「2歳」
しっかり歩き出し行動範囲も広がり、意思疎通もできてくる2歳。「叱られた!」ということもわかっているため、つい長く叱りがちになります。
ところが、子どもはまだまだ理解力が乏しいので、叱り方によっては全く伝わらないことも。
“短く、端的に、スパッと叱ること”がポイントです。長々と叱るのは止めましょう。
(3)叱り方の工夫が必要になってくる「3歳」
3歳になると集団行動も少しずつできるようになります。ここからは叱り方の工夫が必要です。
短く端的に叱るのは同じですが、これに加えて簡単な理由をつけて善悪を教えることも必要になります。例えば「○○だから、△△をしてはいけない」という具合です。
簡単な理由をつけることで理解が進み、別の場面でも応用できるようになります。
いかがでしたか?
叱ることは、決して悪いことではありません。真剣な表情で、静かに伝えるほうが子どもに響くこともあります。小さい子どもには悪気がなく、注意してもすぐ忘れることも日常茶飯事です。
物事の良し悪しを繰り返し教える習慣を、よくできた時は褒める優しさを忘れないようにしたいですね。
引用元:
0〜3歳期の親は要注意!「親への信頼がなくなる」2つのNG行動(It Mama)