ドラえもんに登場するのび太くんが得意な「あやとり」。一本の“ひも”さえあれば、どこでも、ひとりでもできる魅力的な遊びです。

今回は、「あやとり」で子どもに身につく力についてお伝えします。
「あやとり」が達成感を得る体験に?

自分でひとつのことを成し遂げる。

これは子どもが自分に自信を持てる大きな体験です。この達成感を味わうためには、成し遂げる過程で集中と忍耐が必要になります。

それを誰に教わるでもなく、失敗したらひもをほどいてやり直し、くり返しうまく形が作れるようになるまでやり続ける。ひとりで楽しみながら自然と達成感を得ることができるという点で、あやとりは良質な遊びです。

また、「2人あやとり」であれば、遊び相手との間にコミュニケーションも生まれます。「協力してできた」という別の達成感も得られるでしょう。



あやとりで培われる「3つの力」とは?

(1)これが高いと数学に強くなる!? 「空間認識力」


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“空間認識力”とは、目にするものを、物や立体的な空間の形として、頭の中で捉える力をいいます。知能テストでもよく出題されます。

空間認識力があると道に迷いにくいなど、生活上も何かと役立つ能力です。様々な研究によって、空間認識が得意な子どもは、科学や数学の分野に強くなるという傾向も示されています。

空間認識力は、トレーニングによって劇的に能力を伸ばすことも可能です。あやとりが上達すると、ひもを幾重にも交差させ、立体的な形をつくり、取り方が複雑になってきます。

同時に、卓越した方向感覚と定位能力を身につけることができます。



(2)抽象的な形から、意味のあるものを思い浮かべる「想像力」

あやとりは、手・指を動かし手順を覚えるだけの遊びではありません。

作った技の抽象的な形から、意味のあるものを想像するという芸術的な要素もあります。

ひもが交差しているだけの形から「何か意味のあるものに見えないだろうか?」と類推するのはイメージする力そのもの。想像力をたくましく向上させます。筆者の子どもも、色々な形をつくっては“シーソーができた!”などと喜んで見せてきます。

ちなみに、あやとりは日本独自の遊びではなく、世界各国で古くから親しまれています。外国の技を調べてトライしてみることで、外国文化に触れるきっかけにもなります。日本人には無い発想力を楽しみながら身につけることができます。



(3)「巧緻性(こうちせい)」

手先が器用さを“巧緻性”といいます。

指先にある神経は脳に直結しているといわれ、指先を使った遊びや運動は脳を活性化させます。

あやとりでは、日常生活では使わない複雑な手指の動きが必要です。ひもを様々に取って美しい模様や形をつくり上げる過程で脳を活性化させる、巧緻性を養う最適な遊びといえます。



いかがでしたか?

あやとりの技は無数にあります。遊んでいるうちに面白いオリジナルの技ができるかもしれません。

何となくやってみて出来た形のイメージから名前をつけるのも良いでしょう。最初は簡単な形から始めて、子どもの可能性をひろげてみてはいかがでしょうか?


引用元:
手先が器用に!? 幼少期から「あやとり」をやらせたいワケ(It Mama)