“21世紀に必要とされるスキル”を研究し教育現場へ導入する動きは米国で始まり、今では欧米そしてアジア各国へと広がっています。こうした世界中の流れを受け、文部科学省は2013年に“21世紀型能力”を提案しています。
これまでの知識重視型から“自ら考え、判断し、行動できる人材”の育成へと、日本でも教育改革が始まったのです!
今回は、“21世紀型能力”を育むために大切な「成長型マインセット」を育む3つのポイントお伝えします!
伸び悩む子と伸びる子との「差」は「マインドセット(心の持ち方)」にある!?
難しい問題を前にした場合、何とか避けられないかと思いを巡らせる子もいれば、「解いてみたい!」と喜び勇んで取り組み始める子もいます。
長い目で見るなら、どちらの子がより伸びていくでしょうか?
やはり、できると分かっている問題ばかりに向き合う子より、少し背伸びをしてでも挑戦を楽しめる子の方が、力をつけていきますよね。
伸び悩む子と伸びる子についての研究を30年以上続ける、スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドウェック氏は、両者の差は、「マインドセット(心の持ち方)」にあるとします。
伸び悩む子は、能力は生まれ持ったもので変えることができないととらえる「固定型マインドセット」を持ち、そして伸びる子というのは、能力は鍛えることで高めていけると信じる「成長型マインドセット」を持っているというのです。
「成長型マインドセット」を持つ子にとって、難しい問題とは、能力を高められる絶好のチャンスでしかありません。
21世紀を生きる子供たちには、時代の求める「能力や資質」を、持って生まれたものとあきらめることなく、難しい問題に果敢に挑戦しつつ、どんどん高めていってほしいですね。
では、「成長型マインドセット」を培う3つのポイントを整理してみましょう。
やってみたい!という「好奇心」を培う、ママが実践すべき3つのポイント
(1)「能力は使うほど伸びる」ことをわかりやすく伝える
脳や能力は、生まれ持ったまま変化しないのではなく、難しいことに挑戦し、使えば使うほど発達していくと教えます
「少しきついなと思う運動を続けると、筋肉がついて前は難しかったことも簡単にできたり、もっと難しいこともできるようになるね。脳や能力も同じような仕組みなのよ」と、筋力トレーニングなどにたとえるのも方法です。
(2)結果や評価でなく「過程」を褒める!
「絵のコンクールに入賞するなんて才能ある!」「クイズが100点なんて賢い!」と、結果や評価ばかり褒められるなら、期待した結果を得られなければ自信を失い心が折れやすくなり、また「才能がある」「賢い」といった評価を損なうことを恐れ、挑戦するのを避けるようになってしまうかもしれません。
「木々の葉っぱまで細かく丁寧に描けて素敵な絵になったね。おめでとう!」「ケアレスミスがないか2度も確かめたなんて偉かった!」と、「過程の努力」を褒めてやりましょう。
(3)「まだ〜できないのね」と言い換える
「できない」と決めつけてしまうよりも、「今はまだできないけれど、その内できるようになるわよ」と未来の可能性を示してやりましょう。
例えば……、
「僕は掛け算がうまくできなくて算数が苦手なんだ」→「まだしっかり覚えてないのね。何度も練習したら、できるようになるわよ」
「私は坂上がりができなくて運動音痴なの」→「まだできないだけよ。週末に公園で練習してみようか」と、言い換えてやることができます。
目の前の難しい課題も、「能力を伸ばすチャンス!」ととらえられる「成長型マインドセット」を培ってやりたいですね。
引用元:
挑戦する子に育てる!知っておくべき3つのこと【21世紀型子育て】(It Mama)