妊娠16週を過ぎて安定期に入り、主治医の許可を得ることができれば、マタニティースポーツを楽しんでみてはいかがでしょうか?妊婦にとって適度な運動にはメリットがいっぱいです。
妊婦にとって運動するメリットとは?
・安産につながる
妊娠中はおなかの赤ちゃんを大事にして、行動を控えめにしてしまいがち。ですが、安産を迎えるためにも、適度な運動はおすすめです。
ポイントは「持久力」と「筋肉」。
初めての出産の場合、陣痛が始まってから赤ちゃんの誕生までは平均11〜17時間かかると言われています。この長丁場を乗り切るには、体力が必要です。
ウォーキングはすぐにできる手軽な運動にもかかわらず、心肺機能を高め、筋肉や体力を増進してくれます。体調の良い日は散歩を兼ねて1時間くらい歩くのはいかがでしょうか?出産を乗り切る体力と持久力が身につきますよ。
また、ストレッチもおすすめ。妊婦さんの体は出産に向けて自然に骨盤が開き、赤ちゃんを産みやすい状態に変化すると言われていますが、近年は股関節周辺の筋肉が硬く、脚の開きが悪い人も多いのだとか。股関節を開くストレッチをしておくと、出産時に役立ちますよ。
・体重増加の予防になる
おなかが大きくなるにつれて、体を動かすのが面倒になりがちですよね。おなかの赤ちゃんの重みも相まって、体重が急激に増加してしまう妊婦さんも多いのではないでしょうか。
急激な体重増加は、おなかの赤ちゃんに良くない影響を与える可能性も。適度な運動は体重増加の予防にもなります。
・体がラクになる
腰痛、肩こり、冷え、むくみなど、人によって体の不調はさまざま。適度に体を動かすことで、それらの不調が軽減される妊婦さんは多いことでしょう。また、運動はストレス発散の役割も果たすので、メンタル面がラクになるという効能もあります。
・妊婦友だちができる
マタニティーヨガやマタニティーピクス、マタニティースイミングなど、習い事として運動を始めれば妊婦友だちができるかもしれません。妊婦同士だからこそ共感できることがあると思います。人によっては、出産後も付き合いのある関係になり、子ども同士がお友だちになったということもあるようです。
※参考文献
「妊娠・出産新百科」/総監修;日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問杉本充弘先生
「妊娠大百科」/総監修;総合母子保健センター愛育病院院長中林正雄先生
妊婦にとって運動するデメリットとは?
・子宮収縮が誘発される可能性も
これまで、妊娠中の運動についてメリットをご紹介してきましたが、リスクが0というわけではありません。
妊婦さんによっては、運動中過度な負担がかかり、子宮収縮が誘発される可能性も。
子宮収縮が誘発されると、切迫流産や早産になってしまう恐れがあります。また、子宮収縮によって子宮の中の血液量が減ってしまい、赤ちゃんに充分な酸素が行き届かず発育に影響を与える恐れもあります。
そのため、流産や早産の恐れがある妊婦さんや多胎妊娠の妊婦さん、リスクの高い人は控えた方が良いでしょう。妊娠経過が順調な妊婦さんも、必ず主治医に相談をしてからはじめてくださいね。
おなかの中には赤ちゃんがすくすくと育っています。ママ・赤ちゃんの身体両方を守るためにも、無理は禁物です。お腹が張ったり、体調が優れないときは運動を控えてください。
・怪我をする可能性も
おなかが大きい妊婦さんは動きが遅くなってしまいがち。ふとしたことで怪我をしてしまう可能性があるので、くれぐれも気をつけて運動してください。
※参考文献
「妊娠・出産新百科」/総監修;日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問杉本充弘先生
「妊娠大百科」/総監修;総合母子保健センター愛育病院院長中林正雄先生
リラックス効果◎!マタニティーヨガ
マタニティーヨガは、専門家の指導のもと、体を伸ばし、出産に役立つ筋肉を整えます。
心身ともにゆったりとでき、リラックスが高い運動なので、運動が苦手だけど体を動かしたい妊婦さんや、肩こり・腰痛に悩んでいる妊婦さんにぴったりのスポーツです。
マタニティーヨガで学んだ呼吸法は、出産時に大変役立ったというママも多いようです。
また、ストレッチを行うため、マイナートラブルの予防・軽減策にもなります。
特別な器具や環境などは必要ありません。そのため、自分のペースで無理なく行えます。自宅でできるエクササイズとしてオススメですよ。
※参考文献
「妊娠・出産新百科」/総監修;日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問杉本充弘先生
「妊娠大百科」/総監修;総合母子保健センター愛育病院院長中林正雄先生
肩こりや腰痛に効く!マタニティースイミング
マタニティースイミングは、泳ぐだけではなく、水中で出産に役立つ全身運動を行います。
浮力を利用して無理なく体を動かし、肩こりや腰痛・むくみ予防に適したスポーツなので、もともと泳ぐことが好きな妊婦さんや、肩こり・腰痛に悩んでいる妊婦さんにおすすめです。
浮力のおかげで、陸上よりも動きやすく、無理なくラクにいろいろな動作ができます。
また、息を止めて水中に潜ることで、いきみや呼吸法、リラックスの練習にもなります。
なお、一般的には午前中にスイミング教室が開催されていることが多いです。そうすると、朝寝坊ができないので、規則正しい生活ができるのもメリットの一つかもしれません。
※参考文献
「妊娠・出産新百科」/総監修;日本赤十字社医療センター周産母子・小児センター顧問杉本充弘先生
「妊娠大百科」/総監修;総合母子保健センター愛育病院院長中林正雄先生
妊娠中に運動しているママたちのエピソード
ここまで、妊婦にとって運動するメリットとデメリット、オススメの運動を紹介してきました。
実際に世の中のママたちが、どのように運動を取り入れているのか、気になるママもいるのではないでしょうか?
そこで、妊娠中に運動しているママたちの声を紹介したいと思います。
■運動で身も心もスッキリ
妊娠してから全然運動せんくなって久しぶりに1時間散歩したらなんかスッキリ
引用元:
妊娠中にオススメの運動って?(ウーマンエキサイト )