3歳まではママが育てないと子どもの成長に悪影響がでる……という“3歳児神話”。果たして、どこまでがホントなのか気になります。この連載では“3歳まで”をキーワードに、よくあるケースを取り上げ、3歳までに「やっておこう」「あとでよい」に分けてポイントをお伝えします。

今回のケースは、「いたずらばかりして困ります!」です。
「いたずら」を対処するには、まず優先順位を整理しよう

いきなり、子どものいたずらを止めようと思ってもすぐには解決できません。対処する優先順位を決めましょう。


○:やっておこう「いたずらは“勉強”と割り切る」「限度のラインを決める」「環境を整備する」

△:あとでよい「いたずらを止めさせる」

今回は、“やっておこう”の3点を中心に解説します。



大前提:子どもの「いたずら」には悪意が無い


「全然片付かない!」
「見てないところで危ないことをしたらどうしよう……」
「いたずらばかりでイライラする……!」

ママたちの叫び声が聞こえてきそうです。では、何故子どもはいたずらをするのでしょうか?

実は、大人にとってみれば、ただのいたずらですが、子どもはいたずらだとは思っていません。

純粋に「これ何かな?」「触ってみたい」「おいしいかな?」「投げたくなった!」と、五感をフル活用して、直感的に行動していることがほとんどです。

いわば、興味関心や好奇心の塊で動いているようなもので、子どもにとって悪気はありません。

これを大前提としてと押さえておきましょう。それではポイントの解説に移ります。
■ポイント1:「いたずらは勉強」と割り切ろう

この好奇心や興味関心などの探求心こそが、“子どもの学びの土台”であることをご存知ですか?

学びの原点は、学びたいという欲求から生まれます。何事も、強制されてやることは伸びづらく、子ども自身が貪欲に知識を欲しがる気持ちが大切なのです。

そのためには、3歳くらいまでのいたずらは、大いなる“勉強”と捉えましょう。

ママたちの多くは、小学校入学前後からいわゆる教科学習の勉強をさせなければと焦り始めますが、土台はだいぶ前から作られ始めています。

今の時期のいたずらは、“勉強”しているんだと思い、大目にみて割り切ったほうがスッキリします。家の中が汚くなっても、それは学びの証です。



■ポイント2:「危険ないたずら」には限度を決め注意しよう

「ダメ、ダメッ!」を連呼するのはよくありませんが、逆に「何でもいいよ」というスタンスもNGです。

限度のひとつに入れてほしいことが“危険ないたずら”です。

道路への飛び出しやひとりでお風呂場に入る、ビー玉など飲み込みやすいものを口に入れる、危ない薬品を触るなど、危険な行動やいたずらをした場合は、しっかり注意してください。命の危険につながるからです。

信頼関係の築けている人が注意すれば、子どもも安心して注意を受け入れることができます。必ずしもママである必要はありません。

家庭によって状況は変わると思いますが、危険ないたずらを中心に限度を決めて、“その限度を超えなければキホンOK”のスタンスでいきましょう。

■ポイント3:「いたずら」の起きない環境へと整える

子どものいたずらは、いたずらしやすい環境にも一因があります。

環境を整備しているのは他ならぬ親です。環境の改善で、やってほしくないいたずらは極力防止することができます。


「危ないものは手の届くところに置かない」
「開けてほしくない扉はロックする」
「お風呂の水は毎回抜く」

など、環境を整えることで子どもを注意する回数はグッと減ります。



いかがでしたか?

3歳までにやっておきたいことは、いたずらは“勉強”と割り切って大目にみること。環境を整えて、子どもの好奇心を満足させること。限度を決めて危険を防ぐことです。

今の段階では、いたずらを止めさせないでおきましょう。



引用元:
【3歳児神話#4】もうイヤ〜!「いたずらっ子」対処の鉄則(It Mama)