長野市松代町の象山神社で5日、子どもの健康と成長を願う恒例行事「流し雛(びな)」があった。家族連れら約400人が参加し、折り紙で作られた男びなや女びなを川に流した。

 桃の節句の3日に始まった「第15回松代でひなまつり」のイベントの一つ。「雛」に病や災厄をのせて流すことで、子どもの無事を祈るという。

 子どもたちは最初に神社本殿で神主におはらいをしてもらい、その後に境内脇の竹山川に移動。同市の田中邦典さん(43)は遥陽ちゃん(4)と一緒に川面に雛を浮かべ、「娘が元気に育ってくれることがなによりです」と話した。


引用元:
長野)子どもの成長願い「流し雛」 (朝日新聞)